まずは、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方で先週のレースを見ての個人的な感想です。
福島の芝コースは、Bコースに替わったことを全く感じさせない前週の日曜日後半からの馬場傾向をそのまま継続しているフラットな馬場でした。今週もフラット想定です。
中京の芝コースは、Bコースに替わってもそれほど大きな変化はなく、雨で馬場が悪くなってパワーの要る馬場とは言え、いつもの中京と違って相変わらず外からの追い込みが届き辛い傾向が続いていました。今週もフラット想定で、引き続き逃げ先行馬重視で考えていますが、1400,2200m戦で平均ペースでも外を回した地力のある差し追込み馬が勝ち切るようなら、いつもの中京の馬場に戻ったと判断します。
先週で2014年の開催が終わった函館の芝コースは、最終週になってようやくフラットな馬場になりました。
最後に、今週から始まる札幌の芝コースは、ご存知の通り2013年は開催が無く、開幕週の馬場傾向は全く未知です。常識的には内有利と考えるんでしょうが、開幕週は馬場が踏み固められていないので柔らかい状態で、逆に時計が掛かって外からの差しが届く場合があります。そう、2012年の札幌の開幕週がまさにそんな馬場で、世間では「圧倒的内有利だろう!」と予想していた予想家がほとんどだったのをあざ笑うかのようなフラットな馬場でした。ということで、札幌の馬場傾向はレースを見て判断してください。
ツイッターでは、僕が実際にレースを見てからの馬場傾向も呟いてますので、ぜひ参考にしてください。
では、今週の馬場情報です。
今週から札幌競馬が開幕します。
◆福島競馬場
■天候:晴
■馬場状態:(芝)良(ダート)良
■芝の状態:走路の内側に若干の傷みが見られますが、開催最終週の馬場としては比較的傷みが少ない状態です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約8~10cm、洋芝約12~16cm(障害コース)野芝約8~10cm、洋芝約10~14cm
■使用コース:Bコース(Aコースから2m外に内柵を設置 ※3~4コーナー2.5m)
■気象状況:
18日(金)に13.0ミリ、19日(土)に3.0ミリ、20日(日)に12.5ミリ、21日(月)に1.5ミリ、24日(木)に2.0ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・22日(火)芝刈りを実施しました。
(2)ダートコース
・22日(火)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
(3)障害コース(たすき部)
・23日(水)芝刈りを実施しました。
◆中京競馬場
■天候:晴
■馬場状態:(芝)良(ダート)良
■芝の状態:3コーナー及び正面内柵沿いで傷みが広がっています。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約10~12cm、洋芝約10~14cm
■使用コース:Bコース(Aコースから3m外に内柵を設置)
■気象状況:
20日(日)に6.5ミリ、22日(火)に0.5ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・22日(火)芝刈りを実施しました。
・21日(月)~24日(木)芝の生育管理のため散水を実施しました。
(2)ダートコース
・22日(火)~25日(金)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
◆札幌競馬場
■天候:曇
■馬場状態:(芝)良(ダート)稍重
■芝の状態:2012年の開催終了後から昨年の秋にかけ、1~2コーナーにかけて及び向正面の内側、3~4コーナー及び正面にかけては全幅員の合計31,600m2にわたる芝の張替えを行いました。あわせて芝の生育を促進するための更新作業を実施しました。芝の生育は概ね順調で良好な状態となっています。
■芝の草丈:(芝コース)洋芝約10~14cm
■使用コース:Aコース(内柵を最内に設置)
■気象状況:
22日(火)に2.5ミリ、23日(水)に12.0ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・21日(月)芝刈りを実施しました。
・23日(水)~24日(木)肥料を散布しました。
・21日(月)~22日(火)、24日(木)芝の生育管理のため散水を実施しました。
(2)ダートコース
・21日(月)~25日(金)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
■第1・2回札幌競馬の馬場概要(7月21日(月)現在):
芝コース
(1)使用コース
・第1回札幌 全8日 Aコース
・第2回札幌 全6日 Cコース
(2)芝の状態
・例年通り洋芝3種(ケンタッキーブルーグラス、トールフェスク、ペレニアルライグラス)の混生で施行します。
・2012年の開催終了後から昨年の秋にかけ、1~2コーナーにかけて及び向正面の内側、3~4コーナー及び正面にかけては全幅員の合計31,600m2にわたる芝の張替えを行いました。あわせて芝の生育を促進するための更新作業を実施しました。芝の生育は概ね順調で良好な状態となっています。
・芝の生育管理のため、中間日に散水を実施します。
ダートコース
(1)ダートコースの状態
・昨年、ダートコース全面のクッション砂洗浄と路盤の点検及び補修を行いました。
・クッション砂の厚さは9.0cm(従来通り)で調整しています。
・乾燥が著しい場合は競走馬の安全のため散水を行うことがあります。
以上、JRA馬場情報より