【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方をして、個人的にMy注目馬としてチェックしている「逆馬」「地力馬」「個人的注目馬」を、人気とか人気薄とかは一切関係なしに公表します。
1枠1番サウンズオブアース「逆馬」
京都新聞杯(3歳G2):2着/0.2/9-9-7/CU/AD/中
レースコメント:超ハイペースで縦長馬群も、内優勢馬場だけにコーナーで外を回した馬は少なからず距離ロスが堪えたハズ。
チェックコメント:CUをAD回すロスあってAB回した強い勝ち馬に0.2秒差は、単純なロス換算では逆転できる計算。これまでの戦績からも、このレース結果からも、オープンで十分にやれる能力を持っている。
1枠2番ワンアンドオンリー「個人的注目馬」
皐月賞(3歳G1):4着/0.3/18-17-12/力/AE/大
レースコメント:内を回しても外を回しても前も後ろもOKなフラットな馬場での地力勝負。
チェックコメント:道中最後方から大外マクリの大外一気は見た目通り強い競馬。ここがピークになってしまっていたことが無きにしも非ずも、調教師はダービーを制覇することしか頭にないハズなので、この勝つ気のない無謀な競馬は、最初からダービーを意識して脚を測った可能性もある。去年のようなフラットの地力勝負馬場でダービーが行われれば、調教師悲願のダービー制覇も十分あり得る。
2枠3番マイネルフロスト「個人的注目馬」
青葉賞(3歳G2):6着/0.2/3-5-3/瞬/AA/内
レースコメント:内外フラットで周回コースは差し脚が十二分に活きる馬場。このレースはスローペースで流れて、団子馬群からの瞬発力勝負となった。
チェックコメント:差せる馬場で3番手からの競馬。ただ、スローペースを内で脚を溜めることができてたので、力がある馬なら勝ってるハズ。しかし、ゴール前で加速してきたのを見ると、残り400mまで逃げ馬が壁で追えず追い出せなかったことで脚を余した可能性もある。ゴールを過ぎた後の映像では、差し切って一番前を走っていたし。本番では枠順次第で逃げる競馬をしたら面白いかも知れない。
3枠5番トゥザワールド「地力馬」
皐月賞(3歳G1):2着/0.2/3-3-3/力/BC/中
レースコメント:ワンアンドオンリー参照。
チェックコメント:外枠から先行策に打って出てスムーズで完璧な競馬をしての2着は、相手が強かったということ。岡田総帥の言葉通り、キレる脚を使える馬にやられた。もっと力の要る馬場にならないと逆転は厳しそうも、逆にそういう馬場になれば逆転もあり得る。
4枠7番ウインフルブルーム「地力馬」
皐月賞(3歳G1):3着/0.3/1-1-1/力/AA/内
レースコメント:ワンアンドオンリー参照。
チェックコメント:馬場に助けられたワケでもないので、皐月賞3着という実績はそのまま能力と判断して良い。これ以上距離が伸びるのはどうかと思うので、ダービーの出走権を得たとは言え、NHKマイルCの方が適正的には良いように思う。
5枠10番ベルキャニオン「逆馬」
プリンシパルS(3歳OP):1着/-0.1/8-8-8/CU/CC/中
レースコメント:コーナー部内有利。
チェックコメント:CUをCC回して上がり最速での差し切りはこのメンバーなら当然っちゃ当然も強い競馬。
7枠13番イスラボニータ「地力馬」
皐月賞(3歳G1):1着/-0.2/8-7-4/力/BD/中
レースコメント:ワンアンドオンリー参照。
チェックコメント:スムーズで完璧な競馬ができたとは言え、ゴール前の急坂で再加速して2着馬を突き放したのは強いの一言。あの柔らかい歩様で軽いフットワークにも関わらず重めの馬場もゴール前の急坂もアッサリ克服には脱帽。ゴール前で相変わらず手前をコロコロと変えているけど、重めの馬場を走ってきた後に控えているゴール前の急坂で更に突き放しているので、距離も全然大丈夫そう。雨などで余程力の要る馬場にならない限り、ダービーも有力。
7枠15番サトノルパン「逆馬」
NHKマイルC(3歳G1):9着/0.4/6-7/CU/C/外
レースコメント:馬場としては、先週までよりも軽くなって内優勢に変化していた。このレースは、字面では前後半イーブンの平均ペースも、馬群が団子になっていたように中間でペースが緩んでゆったりしたペースになって、外枠から枠ナリに外を回した馬たちにとっては、距離ロスが堪える厳しいレースになった。
チェックコメント:直線ずーっと前が壁で追い出せたのは外に出せた残り200mを過ぎてから。少々距離ロスもあったし。シッカリ追えていれば掲示板には載っていたと思うし、フラットな馬場だったら馬券圏内に入っていた可能性も無きにしも非ず。
8枠16番レッドリヴェール「個人的注目馬」
桜花賞(3歳牝馬G1):2着/0.0/13-15/CU/B/外
レースコメント:1頭大逃げでペースが速まり馬群が縦長になって、実力のある差し・追い込み馬にとってはコーナーでの距離ロスがほとんどない願ってもない展開になり、差し脚がいかんなく発揮できるレースとなった。ただ、馬場としては土日とも固い軽い馬場で、少なからずコーナーで外を回した距離ロスは結果にも影響していると思うので、レースタイプを「CU」とした。
チェックコメント:全てがハープスターに向いたレースで、それでいてタイム差無しの2着は逆に立派。ただ、相変わらず馬体が細いのが心配。いつ惨敗しても不思議じゃないので、人気で買いたいとは思わない。
8枠18番ワールドインパクト「個人的注目馬」
青葉賞(3歳G2):2着/0.0/6-8-6/瞬/BB/中
レースコメント:マイネルフロスト参照。
チェックコメント:大きなフットワークで長く脚が使える馬だけに、スローペースの瞬発力勝負になったのが敗因。相手が一枚上だった。少しでもペースが上がって力勝負になっていれば、この馬が勝っていたハズ。
まずは東京の馬場状態ですが、土曜日の競馬を見る限り、今週からB→Cにコースが替わったことが影響しているのか、明らかに内有利に変わりました。そして、直線で外からの差しが届きません。
土曜日の東京4Rなんか、内ラチ沿いをロスなく回した馬が、1~6着を独占してました(笑)
続いてペースですが、逃げると思われていたウインフルブルームが出走を取り消したことで、逃げ馬が居なくなってしまいました。内有利で前が止まらない馬場ということは皆分かっているハズなので、誰かが奇襲で逃げに打って出るかも知れませんが、それを事前に予想することは困難です。事前に分かれば奇襲ではなくなるので(笑)
ただ、東京2400mはスローペースにることが過去2年半のデータで66%にもなっているので、ここはフツーにスローペースと考えます。
馬場状態とペース想定から、「勝ちポジ」は「内先行(内前)」と考えます。
参考までに、過去2年半の東京2400mのレースタイプは下表の通りです。
この「内先行(内前)」のポジションを走りそうな馬の中で、過去に「US」「CU」「内」「瞬」の軽い馬場で先行して好走している内枠の馬(高指数の馬)を探すと、
・3番マイネルフロスト(青葉賞「瞬」6着,指数「81」)
フツーに考えて、この馬ぐらいしか居ません。
ということで、枠番が発表された時点で「よっしゃ~!」と思ったこの馬を穴馬指名します。内枠からロスなく先行して(もし行く馬が居なければマイペースで逃げても良いと思う)、最後の直線を向く際には前に馬が居ないポジションから、直線スムーズに追い続けることができれば、一発やってくれるでしょう。
続いて本命馬は、穴馬のマイネルフロストと同じく、内枠からロスなく先行して絶好の勝ちポジを走れそうな皐月賞2着馬のトゥザワールドを指名します。
ということで、「夢馬」が出走しない2014年のダービーの僕の予想は、
◎:3枠5番トゥザワールド
穴:2枠3番マイネルフロスト
です。
あと、恒例のG1レース解説(予想)ビデオを撮りましたので、参考にできるところがあれば参考にしていただければと思います。