【重賞レース解説】をしたレースの結果と、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方をして、「逆馬」「地力馬」と個人的に気になった馬をピックアップします。
⇒ 2014年優駿牝馬(オークス)レース映像はこちら
*レース映像は、新馬戦と特別レースに限ってJRAホームページのレース結果のページから無料で見ることができます。
⇒ 2014年優駿牝馬(オークス)全周パトロールビデオはこちら
*重賞レースに限っては、パトロールビデオとして正面からの映像を見ることができます。
下の一覧表の右端の3つの印【印/C/直】は、「栄光の競馬新聞」のオリジナル表記【レースの有利不利/コーナー部コース/最後の直線部コース】と同じです。
*この表記の意味については、⇒ こちらのPDFをご参照ください。
距離が長くなれば長くなるほど、コーナーで外を回しても不利にならない内外フラットな馬場で、更に距離が長くなれば長くなるほど、最後の直線で馬場の外を走る差し馬が十二分に差し脚を活かせる馬場。まさにハープスターのための馬場になっていた(造っていた?)。
5枠9番ヌーヴォレコルト「地力馬」
ハープスターよりも前で競馬ができること、勝負根性があること、もちろん現3歳牝馬では地力上位だったこと。それと更に、パドック気配がもの凄く良かったので、デキが最高に良かったんだと思う。
5枠10番ハープスター「地力馬」
この馬のための馬場が造られ、この馬らしい競馬をしながらも僅かに届かなかったのは、この距離になるとサスガにマイル戦で使っていたような次元の違う脚は使えないということ。ただ、だからと言ってこの馬の素晴らしさは変わらない。上がり2位の馬に0.4秒の差を付ける上がり最速の脚は使っている。
3枠5番バウンスシャッセ「地力馬」
フラットで地力の要求される馬場でこの馬が走れる馬場だったし、それ以上に、パドックの気配がもの凄く良かったことから、調子が最高潮に良かったんだと思う。
「ハープスターの敗因は、左前の蹄鉄が外れかかっていた」との情報がツイッターなどでも駆け巡っていました。
確かにこれが敗因の1つでしょうし、これが無ければこのレースはハープスターが差し切っていたでしょう。
でも、こんなことって、探せば沢山あります。山のようにあります。日常茶飯事のようにあります。だから、騎手も調教師もこのことについて「これが敗因だ!」と言わないんでしょう。
調教師がこれを敗因だと思っているのなら、秋は、凱旋門賞,ジャパンカップに使うでしょう。もし、これ以外にも敗因があると思っている(例えば距離)なら、今後はそれなりのレースを使ってくるでしょう。
僕としてはこの件よりも、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!受講生の皆さんには、17番人気で4着に突っ込んで来たニシノアカツキに注目して欲しいです。
ハープスター向きの馬場が造られたことで、ハープスターとほぼ同じ競馬をしたニシノアカツキに馬場とペース(展開)がベストマッチして、17番人気の馬でもここまで走れるということを証明しました。
「馬場×ペース(展開)=勝ちポジ」は本当に大事!ということです(笑)