【重賞レース解説】をしたレースの結果と、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方をして、「逆馬」「地力馬」と個人的に気になった馬をピックアップします。
⇒ 2014年天皇賞(春)レース映像はこちら
*レース映像は、新馬戦と特別レースに限ってJRAホームページのレース結果のページから無料で見ることができます。
⇒ 2014年天皇賞(春)全周パトロールビデオはこちら
*重賞レースに限っては、パトロールビデオとして正面からの映像を見ることができます。
下の一覧表の右端の3つの印【印/C/直】は、「栄光の競馬新聞」のオリジナル表記【レースの有利不利/コーナー部コース/最後の直線部コース】と同じです。
*この表記の意味については、⇒ こちらのPDFをご参照ください。
1コーナー手前で1と17の2頭が併せ馬のような形で逃げている3に競っていったことでペースが速まって一気に縦長に。3コーナーまでペースダウンして3~4コーナーは団子馬群になって、後方から外を回して差す競馬をした馬たちにとっては距離ロスのある競馬になった。ただ、外回りコースに関してはそこまで顕著な内優勢ではなく、机上のロス換算をするなら、通常のロス換算の半分で計算するぐらいが良さそう。
7枠14番キズナ「逆馬」
ロス換算で1着の通り、最も強い競馬をしている。距離ロスのある競馬になるのは追い込み馬の宿命だけに、メンバーが揃ったレースで内有利な馬場になると取りこぼす可能性がある。後に骨折判明。
6枠12番ウインバリアシオン「逆馬」
ロス換算で2着の通り、キズナの次に強い競馬。キズナ同様に、距離ロスのある競馬になるのは追い込み馬の宿命だけに、メンバーが揃ったレースで内有利な馬場になると取りこぼす可能性がある。
3枠6番ホッコーブレーヴ「個人的注目馬」
ロス換算で3着。田辺騎手の好騎乗は、人気薄だからできたこと。人気を背負ったら外を回すと思うので、他の上位馬同様に、メンバーが揃ったレースで内有利な馬場になると取りこぼす可能性がある。
5枠10番フェイムゲーム「個人的注目馬」
ロス換算で5着。前走のダイヤモンドSも非常に強い競馬で、長距離戦が滅法得意みたい。ただ、追い込み馬だけに距離ロスのある競馬になりがちなので、内有利な馬場で人気するようなら嫌った方が良さそう。長距離線でフラットな馬場でこそ狙いたい。
月曜日にサッとしたこちらの回顧↓
この週に行われた他のレースの分析をしたら、ビデオで喋ってたほど内有利ではないことが判明しました(汗)
ロス換算を半分にして机上計算したら実走着順は、
1着:キズナ
2着:ウインバリアシオン
3着:ホッコーブレーヴ
4着:フェノーメノ
5着:フェイムゲーム
6着:ゴールドシップ
となりました。参考まで。
まあ、どっちにしてもキズナが一番強い競馬をしてたということは同じです。しかも、レース中に骨折してた疑いがある中であのパフォーマンス。現時点で現役馬の中ではNo.1ですね。
骨折は残念ですが、元気にターフに帰ってきてくれることを僕も願ってます。