【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方をして、個人的にMy注目馬としてチェックしている「逆馬」「地力馬」「個人的注目馬」を、人気とか人気薄とかは一切関係なしに公表します。
4枠8番ゴールドシップ「個人的注目馬」
阪神大賞典(G2):1着/-0.6/2-2-2/US/AAA/最
レースコメント:内優勢の馬場で、このレースはスローペースも少頭数だったこともあって、2周目の3~4コーナー以外はほぼ1列の隊列で、各馬ロスはあまり無かった。
チェックコメント:押して出して行って2番手での競馬。ブリンカーの効果が出てるみたいで若干カカリ気味も、逃げ馬の直後に入れた後は折り合って、4角先頭から上がり最速で完勝。坂路での追い切りの動きも非常に良く、デキも上昇していたんだと思う。それでもやっぱり、軽い内優勢馬場で多頭数の外枠だとかなり心配。
5枠10番フェイムゲーム「逆馬」
ダイヤモンドS(G3ハンデ):1着/-0.2/11-7-2/ABE/中
レースコメント:ペースが緩むと内優勢になる馬場。距離ロスが堪える長距離戦で、しかも少頭数でペースも緩んで、コーナーで距離ロスなく内を回した馬にとって有利なレース。
チェックコメント:ゲートが開く前にゲートに突進してその直後にゲートが開いて出遅れ。最後方から強気にABE回して0.2秒差完勝は、このメンバー相手では力が違った印象。内有利な軽い馬場よりも外からの差しが届く力の要る馬場でこその馬で、今後メンバーレベルが上がれば、軽い馬場で見送って、外からの差しが届く力の要る馬場で買うのが良さそう。
7枠14番キズナ「逆馬」
大阪杯(G2):1着/-0.2/8-8-8/BB/外
レースコメント:このレースは、少頭数でペースも流れて縦長の馬群になって各馬ロスの少ない競馬になったとは言え、この日は少々内有利な馬場。馬群が前後で大きく離れて、ペース的にも馬場的にも、こういうレースは前が残してしまうのがフツー。
チェックコメント:少頭数で縦長馬群ということもあって、最後方から追い込む競馬でも最小限に距離ロスを抑えることが出来たとは言え、フツーは前が残す展開で前の馬も決して弱い馬じゃないにも関わらず楽に差し切ったのは、非常に強い競馬だったと言える。想像していたよりもデキも良かったみたいだし、想像してたよりも馬も強い。ただ、追い込み馬だけに悪い条件が整えば取りこぼす可能性が高いというのは覚えておきたい。
My注目馬には登録していませんが、ウインバリアシオン,ホッコーブレーヴ,ラストインパクトは、日経賞で1,2,3着の「地力馬」です。
まずは京都の馬場状態ですが、開幕週だった先週ほどではないにしても、結構顕著に内有利馬場です。
続いてペースですが、バンデの除外で確たる逃げ馬が不在になって、フツーに考えればペースは落ち着くと考えるのが妥当です。ただ、これはあくまでも僕の妄想でしかないんですけど、絶好調でこのレースを勝ちに来るゴールドシップが、2周目の3~4コーナーで外を回すロスを嫌って、向こう正面から超ロングスパートを仕掛けて来るんじゃないかと想像します。ということで、字面ではスローペースでも、逃げ・先行馬にとっては厳しいレースになるんじゃないかと思います。
馬場状態とペース想定から、「勝ちポジ」は「内差し(内後)」になるんじゃないかと想像します。
超ロングスパートを仕掛けてもスタミナ豊かで絶対能力の高いゴールドシップが残してしまうことも十分に考えられますが、もし妄想通りの競馬になったら、大阪杯のような競馬をしてくると思われるキズナにとっては、願ってもない展開になります。
で、この場合の穴馬候補ですが、勝つ気ゼロの漁夫の利狙いの追い込み馬が狙い目じゃないかと・・・
その第1候補は、まさかのホッコーブレーヴ。田辺騎手は思い切った競馬ができる騎手で、内枠だけに1周目の3~4コーナーでの距離ロスも無いでしょう。
続いて、外枠だけに1周目の3~4コーナーでの距離ロスが心配ですが、ヒットザターゲット。追い込む競馬をするなら、1周目の3~4コーナーでの距離ロスは無くなります。
3頭目が、前走奇襲に成功したことで変に色気を持って再度逃げの手に出ること無く、それまでの追い込む競馬に徹すれば、デスペラード。去年の阪神大賞典みたいな競馬をすれば面白い存在です。
で、上の妄想のような競馬にならなかったら、つまり、ゴールドシップが途中で仕掛けること無く、他の馬も仕掛けること無く、フツーにペースが落ち着いて、スローペースの団子馬群でレースが流れたとしたら・・・
「勝ちポジ」は「内先行(内前)」になって、
「あっ!」と驚く高配当の可能性も無きにしも非ず?
ただ、一流騎手&一流調教師が集っているレースだけに、そんな単純な競馬にはならないように思うんですよね。強気な須貝調教師&ウィリアムズ騎手のコンビなら、勝つためのレースをしてくると思いますし、そうして欲しいです。去年の二の舞いだけは避けて欲しいです。
最後に、恒例のG1レース解説(予想)ビデオを撮りましたので、参考にできるところがあれば参考にしていただければと思います。