【重賞レース解説】をしたレースの結果と、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方をして、「逆馬」「地力馬」と個人的に気になった馬をピックアップします。
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下の一覧表の右端の3つの印【印/C/直】は、「栄光の競馬新聞」のオリジナル表記【レースの有利不利/コーナー部コース/最後の直線部コース】と同じです。
*この表記の意味については、⇒ こちらのPDFをご参照ください。
このレースは、少頭数でペースも流れて縦長の馬群になって各馬ロスの少ない競馬になったとは言え、この日は少々内有利な馬場。馬群が前後で大きく離れて、ペース的にも馬場的にも、こういうレースは前が残してしまうのがフツー。
7枠7番キズナ「逆馬」
少頭数で縦長馬群ということもあって、最後方から追い込む競馬でも最小限に距離ロスを抑えることが出来たとは言え、フツーは前が残す展開で前の馬も決して弱い馬じゃないにも関わらず楽に差し切ったのは、非常に強い競馬だったと言える。想像していたよりもデキも良かったみたいだし、想像してたよりも馬も強い。ただ、追い込み馬だけに悪い条件が整えば取りこぼす可能性が高いというのは覚えておきたい。
4枠4番エピファネイア「逆馬」
勝ち馬よりもややロスのある競馬をしたとは言え、このレースに関しては勝ち馬が一枚上だった。それでも3着まで追い上げたのは地力ある証拠。ロス換算では2着。
キズナの強さだけが際立ったレース。ただ、オルフェーヴルしかり、ゴールドシップしかり、追い込み馬の宿命から逃れることはできません。
凱旋門賞を狙っているなら、十中八九、次走も折り合いに専念して追い込む競馬をするハズで、内が有利な馬場になることが多い京都外回りコースで行われる天皇賞・春は、取りこぼす可能性があります。
今年の天皇賞・春に出走する人気馬の多くが地力勝負に強いタイプの馬で、今年の天皇賞・春が、オルフェーヴルが惨敗した年のような内有利が顕著な馬場になれば、それこそ百万馬券を狙って獲りに行きたいレースになるんですが・・・
さて、今年の天皇賞・春が行われる京都の馬場がどうなるか、今から注目です!