まずは、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方で先週のレースを見ての個人的な感想です。
東京の芝コースは、馬場としては内外フラットで、スローペースで前残りになるレースがほとんどでした。軽い馬場(US,CU)適性の高い馬が好走していた感じです。今週はまたまた大雪の予報で、土曜日の競馬開催ができるのかどうかが心配ですが、無事に開催されてもかなり悪い馬場でしょうから、力の要るフラットな馬場になると想像しています。ただ、その後は一気に天気が回復しそうなので、馬場が回復していけば、回復過程で一時的に内優勢になるかも知れません。そこら辺はレースを見て判断するしかないので、レースが見れないのであれば、勝負は控えた方が良いでしょうね。(2月15日(土)の東京競馬開催は中止となりました。)
京都の芝コースは、基本的には内外フラットで、ペースによって有利不利が変化する感じでした。今週は東京同様に雪予報で競馬が行われるかどうかが心配ですが、無事に開催されても湿った馬場でしょうから、フラットな馬場になると想像しています。外回りコースは一気に外優勢にまでなるかも知れません。
小倉の芝コースは、内外フラット馬場ですが、特に周回コースである程度ペースが流れると、内を走ると前が詰まって不利になってしまうレースが多く、距離ロスはあっても馬群の外をスムーズに回す馬の方が良い結果が出ている感じでした。今週も周回コースは、馬群の外をスムーズに回せるポジションが取れる外目の枠の力のある差し馬を狙いたいと思います。
では、今週の馬場情報です。
◆東京競馬場
■天候:雪
■馬場状態:(芝)稍重(ダート)不良
■芝の状態:先週の除雪の影響もあり、全体的に傷みが見られます。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約6~8cm、洋芝約10~14cm(障害コース)野芝約6~8cm、洋芝約10~14cm
■使用コース:Dコース(Aコースから9m外に内柵を設置)
■気象状況:
8日(土)に12.5ミリ、9日(日)に10.5ミリ、14日(金)に1.5ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・9日(日)、14日(金)除雪作業を実施しました。
(2)ダートコース
・13日(木)~14日(金)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
(3)障害コース
・特記する作業はありません。
◆京都競馬場
■天候:雪
■馬場状態:(芝)良(ダート)稍重
■芝の状態:向正面直線、正面直線に加えて、内・外回り3~4コーナーに傷みが出始めました。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約6~8cm、洋芝約12~16cm(障害コース)野芝約10~12cm
■使用コース:Bコース(Aコースから直線部4m、曲線部3m外に内柵を設置)
■気象状況:
8日(土)に8.5ミリ、14日(金)に4.5ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・8日(土)除雪作業を実施しました。
(2)ダートコース
・12日(水)~13日(木)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
(3)障害コース
・特記する作業はありません。
◆小倉競馬場
■天候:曇
■馬場状態:(芝)良(ダート)不良
■芝の状態:3コーナー内側に若干傷みがでてきましたが、全般的には良好な状態を保っています。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約6~8cm、洋芝約12~16cm
■使用コース:Aコース(内柵を最内に設置)
■気象状況:
7日(金)に3.5ミリ、8日(土)に7.0ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・8日(土)除雪作業を実施しました。
(2)ダートコース
・10日(月)コース全面に凍結防止剤を散布しました。
・12日(水)~13日(木) クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
以上、JRA馬場情報より