まずは、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方で先週のレースを見ての個人的な感想です。
東京の芝コースは、コースがA→Bに替わったことで、先週同様に雨で不良馬場にまで悪化した土曜日でもフラット、馬場が乾いた日曜日は内優勢が顕著になりました。雨を考慮して固い馬場を造っていたんでしょう。今週は良馬場で競馬が行われそうなので、先週の日曜日を引きずって内優勢馬場じゃないかと想像しています。
京都の芝コースは、土曜日は雨を考慮して固い馬場を造ったのでしょう、重馬場でも内優勢が顕著でした。ただ、乾いた日曜日は一変してフラットになりました。重馬場で内優勢→良馬場でフラットに変化するって意味が分からないんですけど、良く考えたら、そうなるほどまで馬場を固めていたのかな?と。今週からA→Bにコース替わりです。今週は日曜日に雨の予報が出ていますが、コースも替わったことだし、馬場を固めることなくフラットな馬場じゃないかと想像しています。
先週で2013年の全開催が終了した新潟の芝コースは、京都と同じく、雨が残った土曜日は内優勢で、乾いて行った日曜日は一変してフラットになりました。京都と同じような馬場を造っていたんでしょう。
今週から始まる福島の芝コースは、春の開催は開幕週だけフラット気味で、あとは全て内優勢、夏の開催は、前半は内優勢で後半はフラットな馬場でした。で、去年のこの開催の開幕週は、やや内優勢~フラットな馬場でした。今週の土日は雨の予報が出ていないので、馬場を固めることなくフラットな馬場じゃないかと想像していますが、万全を期すなら実際に土曜日のレースを見て確認してください。
では、今週の馬場情報です。
京都競馬場の芝コースが、今週からA→Bコースに変わります。
今週から福島競馬が開幕します。
◆東京競馬場
■天候:晴
■馬場状態:(芝)良(ダート)良
■芝の状態:今週もBコースを使用します。向正面中間と3~4コーナーの内側に傷みが見られ、直線部分も全体的に傷みが出始めましたが、その他の場所は良好な状態です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約11~13cm、洋芝約12~16cm(障害コース)野芝約11~13cm、洋芝約12~16cm
■使用コース:Bコース(Aコースから3m外に内柵を設置)
■気象状況:
25日(金)に19.5ミリ、26日(土)に54.0ミリ、29日(火)に3.0ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・29日(火)芝刈りを実施しました。
・30日(水)~1日(金)殺菌剤を散布しました。
(2)ダートコース
・30日(水)~1日(金)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
(3)障害コース
・30日(水)芝刈りを実施しました。
◆京都競馬場
■天候:晴
■馬場状態:(芝)良(ダート)良
■芝の状態:今週からBコースを使用します。向正面、正面の一部に傷みが残りますが、その他の箇所については柵の移動により内側の傷んだ箇所がカバーされ良好な状態です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約10~12cm、洋芝約12~16cm(障害コース)野芝約10~12cm
■使用コース:Bコース(Aコースから直線部4m、曲線部3m外に内柵を設置)
■気象状況:
25日(金)に56.5ミリ、26日(土)に5.5ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・28日(月)芝刈りを実施しました。
(2)ダートコース
・30日(水)~1日(金)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
(3)障害コース
・31日(木)ローラーを用いて各コーナー内側の凹凸を整正しました。
◆福島競馬場
■天候:晴
■馬場状態:(芝)良(ダート)良
■芝の状態:野芝にオーバーシード(イタリアンライグラス)した状態で施行します。第2回福島競馬終了後、洋芝から野芝へトランジッションするための更新作業と、傷んだ向正面、3~4コーナー、正面内側および4コーナーシュートを中心に約9,600m2の芝張替作業を行いました。その後、肥料散布・散水等の生育促進に努め、9月下旬にオーバーシードとして洋芝を播種しました。野芝及び洋芝とも順調に生育しており全体的に良好な状態です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約8~10cm、洋芝約10~14cm
■使用コース:Aコース(内柵を最内に設置)
■気象状況:
25日(金)に21.0ミリ、26日(土)に11.0ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・28日(月)芝刈りを実施しました。
・29日(火)殺菌剤を散布しました。
・30日(水)肥料を散布しました。
(2)ダートコース
・28日(月)~30日(水)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
■第3回福島競馬の馬場概要(10月28日(月)現在):
芝コース
(1)使用コース
・全6日 Aコース
(2)芝の状態
・野芝にオーバーシード(イタリアンライグラス)した状態で施行します。
・第2回福島競馬終了後、洋芝から野芝へトランジッションするための更新作業と、傷んだ向正面、3~4コーナー、正面内側および4コーナーシュートを中心に約9,600m2の芝張替作業を行いました。その後、肥料散布・散水等の生育促進に努め、9月下旬にオーバーシードとして洋芝を播種しました。野芝及び洋芝とも順調に生育しており全体的に良好な状態です。
・芝の生育管理のため、中間日に散水を実施します。
ダートコース
(1)ダートコースの状態
・第2回福島競馬終了後、コース全面の路盤点検補修とクッション砂の洗浄を実施しました。
・クッション砂の厚さは9.0cm(従来通り)で調整しています。
・乾燥が著しい場合は、競走馬の安全のため散水を行う場合があります。
障害コース
(1)障害コースの状態
・今開催障害競走は施行しません。
以上、JRA馬場情報より