【重賞レース解説】をしたレースの結果と、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方をして、「逆馬」「地力馬」と個人的に気になった馬をピックアップします。
⇒ 2013年札幌記念レース映像はこちら
*レース映像は、新馬戦と特別レースに限ってJRAホームページのレース結果のページから無料で見ることができます。
⇒ 2013年札幌記念全周パトロールビデオはこちら
*重賞レースに限っては、パトロールビデオとして正面からの映像を見ることができます。
下の一覧表の右端の3つの印【印/C/直】は、「栄光の競馬新聞」のオリジナル表記【レースの有利不利/コーナー部コース/最後の直線部コース】と同じです。
*この表記の意味については、⇒ こちらのPDFをご参照ください。
もの凄い力の必要なタフな馬場コンディションに更に雨まで加わって重馬場になって、力の要る重い馬場が得意で、かつ、内ラチ沿いを距離ロスなく走った逃げ先行馬が圧倒的に有利なレースになった。今後に向けて勝ち馬とのタイム差はそれほど気にする必要はないし、このレースは特殊なレースとして度外視してしまっても良いかも知れない。あと、今後注意しておきたいのは、当週(8/17,18)の函館は圧倒的内有利で、レースタイプは軒並み「US」「CU」となっているけど、通常であれば「US」「CU」は軽い馬場として扱うけど、当週に関しては重い馬場だということを記憶に残しておいて欲しい。
注目馬なし。
このレースはあまりにも特殊なレースなので度外視で良いのではと思います。秋の中央開催の軽い馬場で同じメンバーで同じ枠番で競馬をしたら、まるっきり違った結果になるような気がします。
ということで、大敗した馬たちも決して悲観しなくて良いと思いますし、大きな着差を付けられたからと言っても、極端に評価を下げる必要はないと思います。それと同じく、圧勝した勝ち馬を含めた上位入線馬たちの評価を大きく上げる必要もないと思います。
ちなみに、圧勝したトウケイヘイローに僕が残したチェックコメントは、「近3戦の2000m重賞3連勝がいずれも小回りの内有利な馬場なので、秋の天皇賞を勝てる馬とは現時点では思ってません。」です。つまり、この3連勝は、「逆馬」を探せ!的にはそこまで評価するに値しないということです。
もし、秋の天皇賞までをも逃げ切ったなら、その時は評価したいと思ってます。
あ、別にこの馬が嫌いということはないですよ。個人的には、強い逃げ馬は好きですから。あくまで「逆馬」を探せ!的に評価できないだけです。