【重賞レース解説】をしたレースの結果と、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方をして、「逆馬」「地力馬」と個人的に気になった馬をピックアップします。
⇒ 2013年宝塚記念レース映像はこちら
*レース映像は、新馬戦と特別レースに限ってJRAホームページのレース結果のページから無料で見ることができます。
⇒ 2013年宝塚記念全周パトロールビデオはこちら
*重賞レースに限っては、パトロールビデオとして正面からの映像を見ることができます。
下の一覧表の右端の3つの印【印/C/直】は、「栄光の競馬新聞」のオリジナル表記【レースの有利不利/コーナー部コース/最後の直線部コース】と同じです。
*この表記の意味については、⇒ こちらのPDFをご参照ください。
力の必要なフラットな馬場。大逃げのシルポートは超ハイペースも後続は平均ペースで地力が問われる力勝負となった。当日の調子+馬場適性がマッチした順番にゴールした印象。
8枠10番ゴールドシップ「地力馬」
パドックでは明らかに出走メンバーNo.1の気配で、相当にデキが良いと感じた。相変わらずスタート後の二の脚は遅いも、ジョッキーがおっつけると前に取り付くことができた。近走よりも馬が行く気を見せたのは、ジョッキーの付きっ切りの調教が良い方向に出たのだと思う。馬の調子&コース形態&馬場&展開の全てがマッチすれば、圧勝するのは当然。しかし、二の脚が遅いのは変わらないので、内有利な馬場では取りこぼす可能性が高いことに変わりないことも付け加えておく。
4枠4番ダノンバラード「地力馬」
追い切りの動きが絶好で調子が良かったし、力の必要な馬場&阪神コースが合うとは言え、2着には正直驚いた。とは言え、中山記念や日経賞では力負けしていたのも事実で、この結果だけを鵜呑みにして圧倒的人気で馬券を買うのは早計なように思う。また、内有利な軽い馬場では常に取りこぼすタイプの馬ということも忘れてはならない。
8枠11番ジェンティルドンナ「地力馬」
凱旋門賞を狙っている馬が先行するとは…。それでも3着なのは、やはり重い馬場は上手くない可能性がある。今後も注意。
3枠3番フェノーメノ「個人的注目馬」
馬が前脚を掻いていた時にゲートが開いてやや出遅れたこと+内枠だったことで、3強の中では一番後ろのポジションになってしまった。それでも2,3着馬を差し切って欲しかったのができなかったのは、雨残りの重い馬場が向かなかったのか、それとも調子落ちだったのか、それとも単純に力が足りないのか。判断は秋以降に持ち越し。
レースと各馬に関しては上に書いた通りで、特に補足する必要もないかと思います。
ただ、1つだけ付け加えるとしたら、ゴールドシップのパドック気配は、今年見てきた数多くの馬の中でもNo.1と言える気配だったんじゃないかと思います。まあ、あくまで僕の主観でしかないんですけど。
JRA-VAN NEXT+レーシングビュアーに加入されている方は、当日のパドックを見返すことができるので、ぜひ見てみてください。映っている時間が短いですけど、何となく雰囲気だけでも「良さそう」というのは感じることができると思います。
競馬格言:芦毛の馬が黒く見えたら買い!