【重賞レース解説】をしたレースの結果と、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方をして、「逆馬」「地力馬」と個人的に気になった馬をピックアップします。
⇒ 2012年マイルチャンピオンシップレース映像はこちら
*レース映像は、新馬戦と特別レースに限ってJRAホームページのレース結果のページから無料で見ることができます。
⇒ 2012年マイルチャンピオンシップ全周パトロールビデオはこちら
*重賞レースに限っては、パトロールビデオとして正面からの映像を見ることができます。
下の一覧表の右端の3つの印【印/C/直】は、「栄光の競馬新聞」のオリジナル表記【レースの有利不利/コーナー部コース/最後の直線部コース】と同じです。
*この表記の意味については、⇒ こちらのPDFをご参照ください。
馬場としてはフラットも、マイルのG1レースとしてはゆったりした流れになって内先行優勢となった。
4枠7番グランプリボス「逆馬」
直線で内から寄られる不利が無く真っ直ぐ走れていれば勝っていたと思われる。しかし、あの程度の不利は付きモノなので、仕方ないっちゃ仕方ない。とは言え、あれが無ければ勝ってたのはこの馬。
8枠17番ドナウブルー「逆馬」
USを17番枠スタートだけにC回すロスある競馬を余儀なくされたが、ロスを最小限に抑えたスミヨン騎手の好騎乗もあって3着に。外を回したことで直線での不利に巻き込まれなかったことも幸いだった。とは言え、外を回して0.1秒差3着は、2着馬との力差を感じさせない強い競馬だったように思う。パドック気配が良かったので調子も良かったんだと思う。
直線で審議対象になった場面で、ユタカさんらしくない狭い処を抜ける競馬をしたのには驚きました。今までのユタカさんなら、エイシンアポロンの後ろで前が開くのをジッと待って脚を余してチャンチャンになるパターンです。
2012年マイルCSパトロールビデオ
聞くところによると、天皇賞(秋)のレース後、西園調教師に「次走も乗せてくれ!」と直訴したらしいです。それがあのアグレッシヴな騎乗につながったんでしょう。
これからも、せめて重賞レースぐらいは、この程度のアグレッシヴさは見せて欲しいと切に願います(岩田騎手ほどじゃなくてもいいので)。
しかし、勝利騎手インタビューでのあのアナウンサーの「完全復活を心待ちにする」というくだり、ユタカさんに失礼すぎるやろ!(怒) テツゾーさんやったらキレとるでー(笑)
2012年マイルCS勝利騎手インタビュー