まずは、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方で先週のレースを見ての個人的な感想です。
中山の芝コースは、日曜日に結構な量の雨が降って重馬場にまで馬場が悪化した中で競馬が行われましたが、これまで雨が少なく残暑も厳しかったことが影響しているのか、野芝の根が非常にシッカリしているようで、内優勢が継続していました。今週も内優勢が継続している可能性が高いように感じますけど、最終的には土曜日の午前中のレースを見て判断したいと思います。現時点では、内優勢~若干フラットと想定しています。
ちなみに、スプリンターズSが行われる中山1200mは、枠別で見ると大外の8枠が不利な印象も、若干内が優勢な程度で、そこまで大きな偏向は無いように思います。
枠番よりも脚質の方が重要で、逃げ・先行馬が圧倒的に優勢です。参考まで。
阪神の芝コースは、デフォルトが外枠優勢の外回り1800mを除いて、コース替わりの影響もあったのか基本的には内優勢の馬場傾向となっていました。想像していた以上に、野芝の根がシッカリしているようです。今週も雨の中で競馬が行われない限りは、内優勢~フラットまでじゃないかと思います。
では、今週の馬場情報です。
中山競馬場の芝丈が、約10~12cmから約12~14cmと2cm長くなりました。
◆中山競馬場
■天候:曇
■馬場状態:(芝)良(ダート)稍重
■芝の状態:3~4コーナー内側が少し傷んできましたが、全体的には良好な状態です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約12~14cm(障害コース)野芝約12~14cm、洋芝約12~14cm
■使用コース:Cコース(Aコースから6m外に内柵を設置)
■気象状況:
23日(日)に35.5ミリ、24日(月)に1.0ミリ、25日(火)に7.5ミリ、28日(金)に1.0ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・26日(水)殺虫剤、殺菌剤を散布しました。
(2)ダートコース
・25日(火)~27日(木)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
(3)障害コース
・27日(木)ローラーを用いて3号坂路及び3~4コーナー内側の凹凸を修正しました。
◆阪神競馬場
■天候:晴
■馬場状態:(芝)良(ダート)良
■芝の状態:開催最終節を迎え、正面・向正面の内柵沿いに少々蹄跡が見られるようになりましたが、大きな傷みは発生しておらず、全体的に良好な状態です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約10~12cm(障害コース)野芝約10~12cm
■使用コース:Bコース(Aコースから直線部3.0m、曲線部4.0m外に内柵を設置)
■気象状況:
23日(日)に9.0ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・24日(月)芝刈りを実施しました。
・27日(木)肥料を散布しました。
・27日(木)芝の生育管理のため、散水を実施しました。
(2)ダートコース
・25日(火)~27日(木)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
(3)障害コース
・25日(火)芝刈りを実施しました。
以上、JRA馬場情報より