【アナログ予想講座】逆馬を探せ!のスキルを使って、僕が実際に勝負したレースの解説をします。
これを事前に公開できれば一番良いのでしょうが、以前にも書いた通り、僕はレース当日、しかもそのレースの直前にならないと予想を始めることが出来ません。
なぜなら、事前に予想してても、想定してた馬場傾向と実際の馬場傾向が違ってたら予想を一からやり直さないといけないからです。これがとっても非効率に思えるんです。
「それやったら最初っからレース直前の馬場傾向を見てから予想すればエエやん!」ってなって、今ではレース直前になるまで狙ってた馬が出走してることすら知りません(汗)
こんな具合なので、事前に公開することが出来ずに、後出しになることをご了承ください。
ただ、実際に僕がどんな風にして「栄光の競馬新聞」を使っているのか、どんな手順で勝負馬を選んでいるのかなどは、参考になると思います。
前回に続いて、今回も馬券を外したレースをチョイスしてみました。
同じ日に勝負レースとして的中した札幌2歳Sに関しては、「2012年札幌2歳Sの注目馬」で予想の流れから書いていますので、そちらも参考にしてください。
【勝負レース解説】2012年09月01日(土)札幌4R
週中も天気が崩れることなく、そうなると前週に引き続き、内優勢が顕著な馬場傾向に大きな変化はないと踏んで、内を回せる逃げ先行馬が有利になるであろうという前提で予想を組み立てていきました。
【勝負レース解説】1回目の2012年7月21日(土)新潟12R、前回の2012年08月25日(土)札幌12Rと全く被るんですが・・・
内を回せる逃げ先行馬が有利なので、
(1)内枠(馬番1~6番)
(2)逃げ先行馬
(3)近走で「US」「CU」「内」で先行して好走している馬
毎度のことですが、とってもオーソドックスですけど、この3つの条件に当てはまる馬を探します。
実際に、こんな馬が居ないかを「栄光の競馬新聞」で探してみてください。
では、具体的に見ていきましょう。
1番のタマモトッププレイは、3,4,5走前で馬券圏内で好走している時が「力」「力」「力」と力勝負馬場で、適正はフラットな力勝負馬場にあるのではないかということで、軸馬候補から外します。
2番のインクレセントは、休養明け初戦の同条件の前走が「US」で0.4秒差の5着も、3走前は「CU」でスピード指数「101」でタイム差無しの2着、4走前は「US」で0.2秒差の4着と、内優勢の馬場で好走しています。連闘の今走は調子も上向きなハズで、狙いたい馬です。ただ、どちらかと言うと差しタイプの馬で、勝負馬にするには少し不安があります。
3番のウェルトレインドは、差しタイプで、しかも着外続きではちょっと厳しそうです。
4番のマコトアルカディアは、前走が同条件の「US」を12番枠から逃げて0.1秒差の2着、2走前も同条件の「US」を逃げて0.2秒差の2着と、まさに先の条件にバッチリマッチする馬です。不安は中1週後の連闘と、2着続きで買えないオッズになる可能性があることです。最終的にはオッズと相談です。
5番のハバネラは、2桁着順続きでは、さすがにちょっと厳しそうです。
6番のスターインザライトも、2桁着順続きでちょっと厳しそうです。
あと、7番より外の馬ですが、見てもらったら分かる通り、
(2)逃げ先行馬
(3)近走で「US」「CU」「内」で先行して好走している馬
の両方をクリアーする馬は数頭居ましたが、枠が外では外を回される可能性が高く、そうなると距離ロスで勝ち切るのは厳しいだろうと判断しました。
ということで、条件をクリアーしている4番マコトアルカディアの単勝オッズが発走10分前で4倍以上あったので、この馬を勝負馬に指名して勝負馬券を購入しました。
※購入金額はモロモロの事情で消しています。ただ、何万とか何十万とか何百万とかでは決してないです。人並みか、それ以下の金額です(汗)
好スタートを決めて、逃げる形になった時点で「よし、勝った!」と声が出て、何だったらレースはもう見ずに我慢してたションベンにでも行こうかとさえ思ったんですが・・・
残り200mを過ぎた辺りから失速して5着敗退(涙) 「ええっ!?何で?」って感じです。
中1週後の連闘が堪えたのか?乗れてない丸山元気騎手だからか?(今年の芝での勝率は、現時点でたったの2.6%) 僕には理由は分かりません。
ただ、1つだけ言えるのは、締切3分前に急激に売れて単勝3倍を切った(最終的には3.1倍)ので、締切直前までオッズを見ていれば、この馬を勝負馬券として買ってなかったです。
うーん、やっぱり締切直前までオッズは見ないとイカンなーと反省。
・・・
しかし、このレースは馬券を外したとは言え、予想の流れに関してはこれが正解だと思ってますし、これからも予想の流れ自体を変えるつもりはありません。
競馬に絶対はありません。
絶対がないからこそ、馬券は外れるモンだと思って買わないといけません。外れることが前提で馬券を買わなければなりません。
だから、「投資競馬運用バイブル」のようなシステムを使って、馬券を購入していくことが大事だと僕は考えています。
「外れても大丈夫だ。これは想定の範囲内なんだ。」ということを自分に言い聞かせながら、押し寄せてくる不安やプレッシャーに打ち勝つことで、ひ弱ることなく、また同じように馬券勝負をすることができます。
競馬に絶対はない!
これを頭に叩き込んで、そして、外れることが前提で馬券を買ってください。
こう考えることで、
(1)身の丈に合った金額でしか馬券が買えなくなります。(外れるんだから…)
(2)1日の負けを取り返すために、買う気の無かった最終レースに突っ込んで傷口を広げることがなくなります。(外れるんだから…)
(3)圧倒的に人気になっている馬を買うのがバカバカしく思えるようになります。(外れるんだから…)
この他にも良いことは沢山ありますが、もっと詳しくは、今はまだ僕の頭の中にしかない「馬券の買い方講座」にて(笑)
とにかく、
競馬に絶対はない!
これを頭に叩き込んで、そして、外れることが前提で馬券を買ってください。
こうすることで、必ず馬券収支は好転します。これは僕が保障します!