【アナログ予想講座】逆馬を探せ!のスキルを使って、僕が実際に勝負したレースの解説をします。
これを事前に公開できれば一番良いのでしょうが、以前にも書いた通り、僕はレース当日、しかもそのレースの直前にならないと予想を始めることが出来ません。
なぜなら、事前に予想してても、想定してた馬場傾向と実際の馬場傾向が違ってたら予想を一からやり直さないといけないからです。これがとっても非効率に思えるんです。
「それやったら最初っからレース直前の馬場傾向を見てから予想すればエエやん!」ってなって、今ではレース直前になるまで狙ってた馬が出走してることすら知りません(汗)
こんな具合なので、事前に公開することが出来ずに、後出しになることをご了承ください。
ただ、実際に僕がどんな風にして「栄光の競馬新聞」を使っているのか、どんな手順で勝負馬を選んでいるのかなどは、参考になると思います。
【勝負レース解説】2012年08月25日(土)札幌12R
前週のA→Cコースへのコース替わりによって内優勢が顕著になり、先週に引き続き、週が変わったこの日も内優勢が顕著な馬場傾向でした。
しかも、ペースが速まるレースは全く無く、そうなると内を回せる逃げ先行馬が圧倒的に有利になり、この日の芝レースはほとんど内先行決着になっていました。
【勝負レース解説】1回目の2012年7月21日(土)新潟12Rと全く被るんですが・・・
内を回せる逃げ先行馬が有利なので、
(1)内枠(馬番1~6番)
(2)逃げ先行馬
(3)近走で「US」「CU」「内」で先行して好走している馬
とってもオーソドックスですけど、この3つの条件に当てはまる馬を探します。
実際に、こんな馬が居ないかを「栄光の競馬新聞」で探してみてください。
では、具体的に見ていきましょう。
1番のサクラアドニスは、前走が「差」で3着好走、2走前が「力」で1着。4走前の「US」では0.5秒差の7着に負けていることから、どちらかと言えばフラットな力勝負の馬場の方が向いている馬に思えました。しかも1番人気。この馬以外に合う馬が居なければ、このレースはマイルールによって見(ケン)になります。
2番のメジロツボネは、前走同条件の「CU」で16番から逃げて0.1秒差の3着好走、2走前は「US」で逃げて1着。まさに先の条件にバッチリマッチする馬です。ただ、ジョッキーが黛騎手。こだけが不安です(汗)
3番のスマートムービーは、先行タイプも3走前の「CU」で逃げて0.9秒差の12着惨敗。ちょっと厳しそうです。
4番のシチリアーナは、追い込みタイプで近走は惨敗続き。さすがに厳しそうです。
5番のタマニューホープは、4走前の「US」で2番ゲートから6番手で競馬して0.1秒差の3着と好走していますが、追い込みタイプで後方からの競馬になりそうで、ちょっと厳しそうです。
6番のバートラムガーデンは、前走が下級条件も「CU」で2番手からの競馬で1着。2走前は更に下級条件の未勝利戦も「US」を逃げて0.7秒差完勝。3走前も「US」を逃げて2着と、先の条件にマッチします。気になることがあるとすれば、前走の500万を勝った際のスピード指数は「88」と、1~6番の6頭の中で一番低い指数になっています。1000万への昇級初戦で絶対能力が足りるかどうかが気がかりです。
あと、7番より外の馬ですが、見てもらったら分かる通り、
(2)逃げ先行馬
(3)近走で「US」「CU」「内」で先行して好走している馬
の両方をクリアーする馬が居ません。
ということで、条件をクリアーしている2番メジロツボネと6番バートラムガーデンのどちらかを買う or このレースを見(ケン)する で考え、結果として僕は、2番メジロツボネを勝負馬に指名して勝負馬券を購入しました。
理由は、
(1)前週、神戸に帰っていて馬券を買ってなくて、勝負したくてウズウズしていた。(この日は新潟7Rで既に勝負して2着と馬券的中も、単勝馬券をハズして利益が小さかった。)
(2)メジロツボネに乗る黛騎手に不安があるとは言え、さすがにこの枠から不利な外を回すことは考えにくく、どう考えても保険の複勝圏外に飛ぶことは考えられなかった。単勝7倍も魅力だった。
(3)もう一頭のバートラムガーデンは何だかんだ言っても6番で、2番のメジロツボネとの比較で不利な外を回すリスクがより高いのは、間違いなくバートラムガーデンの方。
主にこれらの理由です。
※購入金額はモロモロの事情で消しています。ただ、何万とか何十万とか何百万とかでは決してないです。人並みか、それ以下の金額です(汗)
好スタートを決めて逃げるか、逃げ馬の直後の2列目Aコースをロスのない競馬をして欲しいなーって思いながらレースを見ましたが・・・
ゲートが開いてレースがスタート!
内の1番よりも好スタートで、1番の前のポジションが取れそう。シメシメ。
あれ?どーした?なんで外に手綱を取る?オーイ!黛くん?
あらあらあら。内から1番に絶好位を取られちゃったぞ!黛くん
更に外に手綱を取る黛騎手(苦笑) あー!オレのお金が・・・オレの・・・
うわっ!なんと6番に絶好位を取られたやんかー!オーイ、黛くーん!
オイオイオイ、これじゃ3頭分外のCコースを回すハメになるぞー!黛くん
ひとり追い出す黛くん(涙)
Cコース決定!オレのお金が・・・Na・Ku・Na・Ru・・・
結果、内優勢の馬場を、内枠から好スタートを決めて、そこから無理に外に出し、コーナーで不利な外を回して、それでも何とか3着はあるかと思ったのも束の間、追い負けして6着惨敗(涙)
勝ったのは6番のバートラムガーデン。
今後に向けての反省:内優勢馬場で黛騎手は買いません。(ちなみに、勝浦騎手も内優勢の馬場では買いません。)