【重賞レース解説】をしたレースの結果と、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方をして、「逆馬」「地力馬」と個人的に気になった馬をピックアップします。
⇒ 2012年宝塚記念レース映像はこちら
*レース映像は、新馬戦と特別レースに限ってJRAホームページのレース結果のページから無料で見ることができます。
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*重賞レースに限っては、パトロールビデオとして正面からの映像を見ることができます。
下の一覧表の右端の3つの印【印/C/直】は、「栄光の競馬新聞」のオリジナル表記【レースの有利不利/コーナー部コース/最後の直線部コース】と同じです。
*この表記の意味については、⇒ こちらのPDFをご参照ください。
馬場的にもペース的にも地力勝負で絶対能力が問われたレース。
6枠11番オルフェーヴル「地力馬」
パドックでの様子は調教師が言ってた通り完調ではないように感じた。それでいて地力が問われるレースで完勝はやはりバケモン。直線で馬場の悪い内を通ってあの脚が使えるのは四輪駆動だから。同じ四輪駆動のスノーフェアリーがヨーロッパで安定して好走していることからも、体調が整っていて折り合いさえつけば、最高峰の凱旋門賞でも好走できるハズ。個人的な願望としては、勝つチャンスがあるだけに凱旋門賞に何度も乗っている現地の一流騎手に乗って欲しい。
4枠7番ルーラーシップ「地力馬」
スタートがヘタで出遅れ。大きなフットワークの馬なので日本人騎手ならこれまでと同じく後方の外を追走するところを、ウィリアムズ騎手は内に入れて好位からほぼ完ぺきな競馬をしたように思う。それでいて0.3秒差は勝ち馬が強すぎただけ。馬のことを考えれば、これからも外国人騎手に乗ってもらうのが良いと思うし、そう願う。
1枠2番ショウナンマイティ「地力馬」
3~4コーナーは外目を回して直線に向く際に内を突いたオルフェーヴルの後を追って同じく直線で内目を突いた。ほぼ完璧な競馬をして0.5秒差は上位2頭が強すぎただけ。能力を全開に発揮できる地力勝負馬場ならこのメンバーでもこれぐらいの着順に来れるだけの能力の持ち主。
オルフェーヴルが強い競馬をして完勝!パドックを見る限り、調教師が言ってた通り体調は万全ではなかったハズでのあの勝ちっぷりは、やはり現役の日本馬では力が抜けているということ。
ディープインパクトでさえも成し遂げることが出来なかったターフ世界一の称号をぜひとも!
オルフェーヴルなら可能な気がするのは、僕だけではないと思う。