既報の通り、3月より現【秘密基地】をnoteのメンバーシップに移行します。

『【栄光の競馬道 秘密基地】レジェンドメンバー』は、2023年3月の1ヶ月間は無料で利用できます。

そして、2023年3月31日(金)の17時(つまりは無料期間終了日)で、『【栄光の競馬道 秘密基地】レジェンドメンバー』募集は締め切ります。…

2012年宝塚記念重賞レース解説

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【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方をして、個人的に注目している「逆馬」「地力馬」をピックアップします。

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1枠1番ウインバリアシオン「逆馬」

天皇賞・春(G1):3着/1.0/12-12-12/US/BC/外

レースコメント:非常に時計の速い馬場で内優勢の馬場傾向。このレースは展開が全てではあったが、外枠から差す競馬をした馬にとっては、馬場も展開も向かず非常に厳しい競馬になった。

チェックコメント:距離ロスだけなら勝ち馬にも2着馬にも敵わないけど、展開まで考慮すればこの馬が一番強い競馬をしたと思う。しかし、後方からの競馬をしている限りは、今後も負けて強しの競馬が続くことになると思う。パドックの様子を見ていても大らかな気性なのは感じ取れるので、今後も同じような競馬が続きそう。でも長距離戦では今後も大きく負けないのでは?

1枠2番ショウナンマイティ「逆馬」

鳴尾記念(G3):2着/0.1/9-6-7/US/BC/大

レースコメント:開幕週の良馬場で内優勢の馬場傾向。内回りの周回コースで超スローペースで流れれば内先行馬有利になって当然。

チェックコメント:内先行優勢の馬場と流れを後方から直線一気の脚を使って0.1秒差の2着は、前走同様に非常に強い内容。ただ、やはりこんなレースをしている限りは、内優勢の馬場なら人気で飛ぶタイプの馬であることは変わりない。今後も地力勝負~外優勢の馬場でこそ狙い。

2枠3番ヒットザターゲット「大穴なら」

新潟大賞典(G3ハンデ):1着/-0.3/7-7/ハ/A/最

レースコメント:雨上がりでフラットで力の要る馬場状態。このレースは終始団子状態でレースが流れて、枠ナリに内の馬は内,外の馬は外を回すレースで若干内枠から内を回した馬に分があったように感じた。ただハンデ戦らしく、抜けた1着馬を除くと2~13着馬が0.4秒差以内にひしめく大混戦で、レースタイプとしては「ハ」とした。

チェックコメント:字面的には内優勢で内枠から内を回したから勝てたと思われそうも、雨で力の要る馬場状態で、新潟の外回りコースを最内枠から最内回すのはそれなりに厳しかったハズ。それを0.3秒差完勝は、能力が無いと出来ない芸当と思う。小回りコースを器用に走れる馬で、今後も小回りコースで器用に立ち回れる内枠に入れば、大きく負けることはないのではないかと思う。

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上で「大穴なら」として名前を挙げたヒットザターゲットの馬券は必ず買おうと思ってます。

「個人的注目馬」としてオルフェーヴルも挙げておこうかなとも思ったんですけど、あの馬は“個人的”ではなくって誰もが注目してる馬なので、上でピックアップするのは止めました(笑)

ただ、ここで改めてオルフェーヴルの前走で僕が残したコメントを掲載しておきます。

6枠11番オルフェーヴル

天皇賞・春(G1):11着/1.8/16-17-14/US/BD/大

レースコメント:ウインバリアシオン参照。

チェックコメント:大外枠でスタートから後方に取りついて競馬するであろうことは、この馬の過去と未来を考えれば当然の作戦で、誰もが予測できたことだと思う。そして、そんな競馬をすれば、脚を余す競馬になって取りこぼす可能性が高いことも事前に予測できたこと。それは、一流のプロであるジョッキーも調教師も当然予測できていたハズだし、一流のプロなら当たり前に予測してレースに臨むべき。では、実際のレースはと言うと誰もがご存じのとおり、後方からの競馬で3コーナーを回って残り800m辺りから慌てて追い出して、4コーナーではまるでドリフトしているようなコーナリングで回って直線伸び切れずに11着惨敗。あのドリフトのようなコーナリングは馬に相当なストレスが掛かったと思われ、「馬がノメってた」とジョッキーは言ってたらしいが、あんなムチャクチャなことをしてはまともに走れないのは当然。オルフェーヴルの今後が非常に心配で、ひょっとしたらこのまま引退ということもありえるかも知れないし、引退はなくてもこのまま終わってしまう可能性もありえると思う。復活してくれるのを願うばかり。

あともう一頭。

この馬も「個人的注目馬」として名前を挙げておこうかなとも思ったんですけど、この馬も“個人的”ではなくって誰もが注目してる馬なので、上でピックアップするのは止めました(笑)

ただ、ここで改めて前々走で僕が残したコメントを掲載しておきます。

4枠7番ルーラーシップ

日経賞(G2):3着/0.7/7-5-3/US/CD/外

レースコメント:ペースが上がれば外を回した差しも届くが、周回コースでペースが緩んでスローになれば内優勢になる。このレースは字面のラップタイム的にはハイペースも、それは逃げた勝ち馬が刻んだペースであって、後続はスローペース。外を回した馬にとっては厳しいレースになった。

チェックコメント:距離ロスを考慮すると実質2着。ただ、2着のウインバリアシオンとは1kgの斤量差があったので、斤量まで考慮すると実質1着。ウインバリアシオン以外の馬とは相当な力差がある。やはり現役の日本馬では、あのバケモン(オルフェーヴル)以外の馬との比較では能力最上位。馬場に泣かされてるだけ。
馬券度外視で、これからの競馬界のことも考えて、オルフェーヴルが馬券に絡むほどに復活してくれていることを望んでます。

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