【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方をして、個人的に注目している「逆馬」「地力馬」をピックアップします。
6枠11番ウインバリアシオン「逆馬」
日経賞(G2):2着/0.6/14-10-8/US/CE/外
レースコメント:ペースが上がれば外を回した差しも届くが、周回コースでペースが緩んでスローになれば内優勢になる。このレースは字面のラップタイム的にはハイペースも、それは逃げた勝ち馬が刻んだペースであって、後続はスローペース。外を回した馬にとっては厳しいレースになった。
チェックコメント:距離ロスを考慮すると実質1着。ただ、3着のルーラーシップとは1kgの斤量差があったので、斤量まで考慮すると実質2着か。とは言え、ルーラーシップ以外の馬とは相当な力差がある。
8枠18番オルフェーヴル「逆馬」
阪神大賞典(G2):2着/0.1/2-9-6/US/DE/中
レースコメント:内回りでスローペースになると内優勢になる馬場傾向。しかもこのレースは3000mの長距離戦でコーナーを6回まわるとなると内回さないと距離ロスが大きくなって最後に力尽きてしまう。
チェックコメント:1周目の3コーナーから馬が怒ってる感じで常に外々を回して、2周目の3コーナー手前で外から先頭に立つと馬がレースを止めてしまって左手前のままコーナーを曲がらず直進して逸走。そこから馬群の方に向くと俄然やる気を出して急加速して馬群の大外をマクって一旦先頭に立つも、内々をロスなく回した勝ち馬に内から差されて0.1秒差の2着に。流石に最後は脚が上がったも、あれだけのロスがありながら上がり3Fは最速タイム。普通にレースをしてたら1秒以上の大差で勝っていたハズ。バケモンとしか言いようがない。
時計がどんなに速くなろうが、馬場の内がどんなに良かろうが、大外枠で外々を回す距離ロスがあろうが、このメンバー相手にオルフェーヴルが負けるなんて、これまでのレースを詳しく見てきた人なら「あり得ない!」と即答するでしょう。二度続けての逸走はサスガにないでしょうから(苦笑)
オルフェーヴルがフツーに勝つようなレースなら、恐らくヒモ馬も人気馬を連れて来そうなんですが、個人的にオルフェーヴルを1着に付けて人気馬をヒモに付けた馬券を買うぐらいなら、このレースごとケンします。
ってことで、本当にお金をドブに捨てるぐらいの気持ちで、
1.大逃げする可能性のある馬
2.内枠の馬
を、ほんの少しだけ買ってみようと思ってます。
追伸:「オルフェーヴルの当日の馬体重が、マイナス8kg以上だと心配。」と池江調教師が言ってました。参考まで。