まずは、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方で先週のレースを見ての個人的な感想です。
東京の芝コースは、昨年10月以来のAコース使用ということもあって絶好の馬場状態。芝丈は長めでもマイル以下でペースが速くならない限りは内優勢の馬場と考えて良さそうです。今週もこの傾向は続いて、マイル以下でペースが速くならない限りは(つまり、1800m以上なら)内優勢の想定です。
京都の芝コースは、前開催から想像以上に馬場が回復していて、東京以上に内優勢が顕著に出ました。今週も内優勢の想定です。
福島の芝コースは、コース変わりも何のその、これまでと同じく能力の高い馬が上位に入ってくるフラットな馬場でした。ただ周回コースは、勝負処の3~4コーナーで外を回す方が競馬がし易い感じでした。今週はB→Cコースにコースが変わりますが、これまで通りフラットな馬場想定でいきます。
では、今週の馬場情報です。
東京競馬場の洋芝の芝丈が、約14~18cmから約12~16cmと2cm短くなりました。
京都競馬場の野芝の芝丈が、約6~8cmから約8~10cmと2cm長くなりました。
福島競馬場の芝コースが、今週からCコースに替わります。
◆東京競馬場
■天候:雨
■馬場状態:(芝)重(ダート)不良
■芝の状態:目立った傷みもなく全体的に良好な状態です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約6~8cm、洋芝約12~16cm(障害コース)野芝約6~8cm、洋芝約12~16cm
■使用コース:Aコース(内柵を最内に設置)
■気象状況:
22日(日)に7.0ミリ、23日(月)に9.5ミリ、24日(火)に3.0ミリ、25日(水)に2.5ミリ、26日(木)に9.0ミリ27日(金)に13.5ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・24日(火)、25日(水)芝刈りを実施しました。
・24日(火)芝の生育管理のため散水を実施しました。
・25日(水)肥料を散布しました。
(2)ダートコース
・25日(水)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
(3)障害コース
・25日(水)芝刈りを実施しました。
◆京都競馬場
■天候:晴
■馬場状態:(芝)良(ダート)良
■芝の状態:先週の競馬による傷みは少なく、引き続き良好な状態です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約8~10cm、洋芝約14~18cm(障害コース)野芝約8~10cm
■使用コース:Cコース(Aコースから直線部7m、曲線部6m外に内柵を設置)
■気象状況:
20日(金)に4.5ミリ、22日(日)に4.5ミリ、23日(月)2.0ミリ、26日(木)に1.0ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・23日(月)、24日(火)芝刈りを実施しました。
(2)ダートコース
・25日(水)~27日(金)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
(3)障害コース
・25日(水)殺菌剤を散布しました。
◆福島競馬場
■天候:曇
■馬場状態:(芝)良(ダート)良
■芝の状態:第4節となる今週はCコースを使用します。コース内側の傷みも少なく全体的に良好な状態です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約5~7cm、洋芝約10~14cm
■使用コース:Cコース(Aコースから4m外に内柵設置、※3~4コーナー5m)
■気象状況:
23日(月)に4.0ミリ、26日(木)に4.5ミリ、27日(金)に3.0ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・24日(火)芝刈りを実施しました。
(2)ダートコース
・24日(火)~26日(木)砂厚調整(9.0cm)を実施しました。
以上、JRA馬場情報より