NHKマイルCに関しては、
▼ファルコンS
▼ニュージーランドT
▼アーリントンC
の主要ステップレース3レース分を頑張って撮影して編集してYouTubeにアップしましたので、お時間が御座いましたら見てやって下さい。
では、NHKマイルC2023の過去10年の傾向と、過去8年の結果です。
NHKマイルC2023の過去10年の傾向
NHKマイルCの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:60%
- 複勝:108%
と、アタマは少し堅めで、ヒモが荒れているレースのようです。
過去10年の勝ち馬の内7頭が4番人気以内ですが、2桁人気の馬が7頭も馬券に絡んでいます。
NHKマイルC2023の過去8年の結果
2022年NHKマイルC
内外フラットな馬場で、ハイペースで流れて、ほんの少しだけ差し優勢の地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2021年NHKマイルC
ハイペースで流れて、外差し優勢(「栄光の競馬新聞」的には「SS」)。
2020年NHKマイルC
やや内有利の馬場で平均ペースも、ゴール前の直線が斜め前からの強い向かい風が吹き荒れていたこともあって、内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。
2019年NHKマイルC
同日の9Rのマイル戦がゆったりした平均ペースで流れての外差し決着で、このレースは速めの平均ペースで流れて、当然ながら外を回して直線も外から差す差し馬が有利な競馬(「栄光の競馬新聞」的には「SS」)になった。
2018年NHKマイルC
3~4コーナーが追い風(ゴール前の直線が横風)になる強い風が吹いていた。直線で少々ゴチャ付いてスムーズな競馬をした馬が結果的に上位入線したので、レースタイプを「ス」にしようとも考えたけど、ペースが流れて地力が問われたレースであったことも事実なので、このレースのレースタイプを地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)とした。
2017年NHKマイルC
内外フラットな馬場で平均ペースで流れて本来は地力勝負レースも、この日は内が随分と荒れてきていて超スローペースでも外からの差しが決まる傾向で、マイルのG1らしい厳しいペースで流れたこのレースは、馬群の外を回した差し馬が有利なレース(「栄光の競馬新聞」的には「SS」)になった。
2016年NHKマイルC
極端なスローペースなら内有利も、ペースが流れれば差しが届くフラットな馬場で、このレースは17着までが1.0秒差と着差が付かなかったことから地力勝負とはしたけど、速めのペースで流れて、どちらかと言えば先行馬よりも差し馬有利なレースになった。あと、このレースは全馬結構厳しい競馬だったように思うので、大きな着順の馬も含めて、次走個人的に注意したい。
2015年NHKマイルC
レースが団子馬群だったことと、字面の数字と、1,2着馬のポジションからスローペースの前残りレースと判断されがちも、このレース以外のレースを見て総合的に判断すれば、フラットで少々力の要る馬場だったことは明らか。また、レース全体の各馬の位置取りを見ても、このレースが決して前有利なレースではなく、総合的な判断でこのレースを地力勝負レースとした。