2016年から、桜花賞の前日に桜花賞と同じ阪神マイル戦で行われているこの阪神牝馬ステークス。
翌日の桜花賞を予想する上で、色々と参考になるレースですので、予想だけでなく、しっかりレース回顧をして、翌日の桜花賞の予想に活かしましょう。
一昨年はBコース変わりで馬場傾向が超高速馬場に激変して日本中の競馬ファンがひっくり返りましたが、さて、今年はどうでしょうね?
では、阪神牝馬S2023の過去10年の傾向と、過去8年の結果です。
阪神牝馬S2023の過去10年の傾向
阪神牝馬Sの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:82%
- 複勝:92%
と、アタマは平均よりも荒れ気味で、ヒモはやや荒れているレースのようです。
ただし、過去10年の勝ち馬の内9頭が4番人気以内で、6頭が2番人気以内です。
阪神牝馬S2023の過去8年の結果
2022年阪神牝馬S
内有利な馬場で、ユッタリした平均ペースでも差しは利いて、コーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。
2021年阪神牝馬S
時計が速く差しも利く。キレる脚が使える馬が有利な馬場傾向。
2020年阪神牝馬S
平均ペースも、内有利な馬場で、内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。
2019年阪神牝馬S
スローペースなら少々内が得する馬場傾向で、このレースはスローペースで流れて、内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。ただ、そこまで内有利な傾向ではなかったので、机上で距離ロス換算をするなら、半分ぐらいのロスで計算するぐらいが良さそう。
2018年阪神牝馬S
向正面が追い風,ゴール前の直線が向かい風の強風が吹いている中、前半49.1秒→後半45.7秒という超スローペースで流れて内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。
2017年阪神牝馬S
雨上がりの稍重馬場で少々力の要る内外フラットな馬場で、平均ペースで流れて地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2016年阪神牝馬S
ユッタリしたペースも、稍重から良に回復した後の内外フラットで差しも十分届く馬場で地力勝負レース。
2015年阪神牝馬S
馬場が乾いてきたことで内有利な馬場になり、1400m戦の重賞としてはゆったりしたペースになって内先行有利に。