今週は中山と阪神の2場開催なので、ゆっくり競馬が楽しめそうです。
下記の過去8年の結果を見てみると、過去8年で内有利な結果になったのは2020年の1年だけなので、今週の中山は内有利にはならない可能性が高そうですね。
では、ダービー卿チャレンジT2023の過去10年の傾向と、過去8年の結果です。
ダービー卿チャレンジT2023の過去10年の傾向
ダービー卿チャレンジTの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:62%
- 複勝:65%
と、昨年(2022年)は荒れましたが、基本的にはハンデ戦のイメージほど荒れているレースではありません。
過去10年の勝ち馬の内9頭が5番人気以内です。
ダービー卿チャレンジT2023の過去8年の結果
2022年ダービー卿チャレンジT
内外フラットな馬場で、ハイペースで流れて、差し優勢(「栄光の競馬新聞」的には「差」)。
2021年ダービー卿チャレンジT
内外フラットな馬場で、ハイペースの流れも、前後互角の地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2020年ダービー卿チャレンジT
最後の直線が強い追い風が吹いていた。ハイペースで流れて、4角で大きく馬群が拡がって、馬群の外を回った差し馬は距離ロスが大きくなって少々厳しい競馬になり、結果的にコーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)になった。ただ、通常の距離ロスほどではなく、机上で距離ロス換算するなら、通常の半分で計算するぐらいで良さそう。
2019年ダービー卿チャレンジT
内外フラットな馬場で、ハイペースで流れて、地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2018年ダービー卿チャレンジT
内外フラットな馬場で、平均ペースで流れて、地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2017年ダービー卿チャレンジT
昼過ぎまで雨が降っていた稍重馬場でやや外有利の馬場も、このレースはペースが緩んで他の芝のレースのような外の差し馬有利にはならず、地力勝負レース(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2016年ダービー卿チャレンジT
フラットな馬場で平均ペースで流れて地力勝負。
2015年ダービー卿チャレンジT
良馬場発表でも雨が降り続いただけに内が少々重くなって、馬場の良い馬群の外を回した差し追い込み馬が上位を独占。馬群の内を回した差し馬は、直線で前が壁になる不利があって力を存分に発揮することができなかった。