桜花賞に向けての最重要ステップレースで、例年は素晴らしいメンバーが揃うのがチューリップ賞なんですが、今年は小粒なメンバーになりました。
では、チューリップ賞2023の過去10年の傾向と、過去8年の結果です。
チューリップ賞2023の過去10年の傾向
チューリップ賞の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:34%
- 複勝:62%
と、想像通りに堅いレースのようです。特にアタマはカッチカチですね。
過去10年の勝ち馬全馬が5番人気以内で、1番人気馬が6勝しています。
チューリップ賞2023の過去8年の結果
2022年チューリップ賞
それなりに顕著に内有利な馬場で、平均ペースで流れて差しは利いて、コーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。
2021年チューリップ賞
内有利な馬場で、スローペースで流れて、内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。
2020年チューリップ賞
内有利な馬場で、そこまで遅くはないスローペースで流れて、コーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。
2019年チューリップ賞
この週の外回りコースはやや内有利の馬場傾向で、スローペースでも差しは利いて、コーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。
2018年チューリップ賞
縦長の2列馬群だったので全馬大きな距離ロスなく回ったけど、この週の阪神は内有利な傾向だったこともあって、このレースのレースタイプを「コーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)」としたが、ほぼほぼ地力勝負レースと考えても良い。
2017年チューリップ賞
外回りコースは内外フラットな馬場で、平均ペースで流れて、地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)レース。
2016年チューリップ賞
フラットな馬場で平均ペースで流れて地力勝負レースに。
2015年チューリップ賞
この日はこれまでスローペースだと内有利になっていたけど、雨が降り続いて重馬場にまで悪化して時計の掛かる馬場になって、更にこのレースはペースが流れたことで、パワーの必要な地力勝負レースとなった。