共同通信杯は例年クラシックに直結するレース。
今年も将来性のありそうな素晴らしいメンバーが揃いました。
皐月賞に限らず、日本ダービーも含めて、クラシックに向けて大注目のレースです!
では、共同通信杯2023の過去10年の傾向と、過去8年の結果です。
共同通信杯2023の過去10年の傾向
共同通信杯の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:68%
- 複勝:88%
と、アタマは平均より堅めで、ヒモは平均より荒れているレースのようです。
過去10年の勝ち馬の内8頭が4番人気以内で、残りの2頭も6番人気ですが、1,2番人気馬はともに1勝のみです。
共同通信杯2023の過去8年の結果
2022年共同通信杯
雨が降り続いてジョッキーが内を開け気味だったけど、土曜日の内有利傾向が継続していて内有利な馬場傾向で、コーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。
2021年共同通信杯
超スローペースも、内外フラットな馬場で、地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2020年共同通信杯
ペースが緩めば内有利な傾向で、超スローペースで流れて、内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。
2019年共同通信杯
内有利な馬場で、超スローペースで流れて、内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。
2018年共同通信杯
内有利な馬場でも差しが届く傾向で、縦長馬群でもゆったりした平均ペースで、コーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。
2017年共同通信杯
このレース単体で見ればスローペースからの内先行決着に思えるも、この日は超スローペースの1400m戦でも地力勝負になっていたので、俯瞰して考えてこのレースのレースタイプを地力勝負レース(「栄光の競馬新聞」的には「力」)とした。
2016年共同通信杯
レース結果から見るとレースタイプの判定が難しいけど、この日の他のレースを加味して判定すれば、馬場が乾いてきてやや内有利の馬場の中、平均ペースで流れてコーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)と判定します。ただ、そこまで極端な内有利ではなかったので、ある程度地力が問われたレースのように思います。
2015年共同通信杯
レースタイプとしては「力」としたけど、ゆったりめの平均ペースで流れたことで、少々内が得をした感のあるレースだったことは、ダービーまで記憶の片隅に残しておきたい。