今年の菊花賞も引き続き阪神競馬場で行われます。
過去10年は堅い決着が多いですが、今年は混戦ムード。
さて、どうなることやら?
では、菊花賞2022の過去10年の傾向と、過去7年の結果です。
菊花賞2022の過去10年の傾向
菊花賞の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:33%
- 複勝:56%
と、イメージ以上にアタマはめっちゃ堅く、ヒモも堅めのレースみたいです。
過去10年の勝ち馬の全馬が7番人気以内で、7頭が3番人気以内で、5頭が1番人気です。
今年と同じく阪神競馬場の3000mで行われた昨年も、この傾向通りに堅く(4人気→3人気→6人気で)収まりました。
菊花賞2022の過去7年の結果
2021年菊花賞
内有利な馬場で、変速のスローペースで差しは利いて、コーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。
2020年菊花賞
長距離戦らしくスローペースもそこまで極端なスローではなく、内よりも外が良い馬場で、有力馬は外々を走って地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2019年菊花賞
稍重から良に回復したとは言え、上がりの掛かる少々タフな馬場で、ユッタリめの平均ペースで流れて、長距離適性が問われた地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2018年菊花賞
想定外の超スローペースで、残り2ハロン(最後の直線)だけの瞬発力勝負。一瞬の脚が使える馬が上位。
2017年菊花賞
台風の影響で大雨の超不良馬場。内は壊滅状態にまで悪化して、距離ロスがあっても外を回さないとダメな馬場状態。こんな超タフなレースで、内目を回した馬,先行した馬は壊滅して、外を回して差す競馬をした地力のある馬,長距離適正の高いタフな馬が好走。
2016年菊花賞
差しは届くけど内有利な馬場でコーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。
2015年菊花賞
前後半で分けると後半が前半より3.8秒も遅いスローペースで流れたことで、特に3~4コーナーで大きな団子馬群になって、馬群の外を回して距離ロスが大きくなった馬にとっては厳しい競馬になった。