今年の京都大賞典も阪神競馬場で行われます。
ヴェラアズールが2番人気になるメンバーということで、難解なレースです。
朝の時点で重馬場。どこまで回復するか?
何処を通った馬が有利なのかを見極めて、3日間開催最終日の重賞を当てて締めくくれれば嬉しいです。
では、京都大賞典2022の過去10年の傾向と、過去7年の結果です。
京都大賞典2022の過去10年の傾向
京都大賞典の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:253%
- 複勝:104%
と、見た目はもの凄く荒れているレースに見えますが、2013年に単勝166.2倍の11番人気ヒットザターゲットが、そして2019年、単勝90.7倍の11番人気ドレッドノータス、そして昨年、単勝32.1倍のマカヒキが勝ったことによるもので、基本的には堅めのレースです。
時々大荒れになるって感じですね。
過去10年の勝ち馬の内7頭が5番人気以内です。
京都大賞典2022の過去7年の結果
2021年京都大賞典
外回りU字コースは内有利な傾向も、このレースは周回コースで5ハロン目から11秒台のラップが続くそれなりに厳しい流れで縦長馬群になって、地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2020年京都大賞典
内外フラットな馬場で、ユッタリ目の平均ペースで流れて、地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2019年京都大賞典
平均ペースも、外回りコースは引き続き内有利な傾向で、内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。ただ、そこまで内有利では無かったので、机上で距離ロス換算をするなら、通常の距離ロスの半分で計算するぐらいで良さそう。
2018年京都大賞典
ペースがそれなりに緩むと内が得をするやや内有利な馬場で、このレースは逃げ馬が大逃げで後続はそれなりのスローペースで流れて内が得をしてコーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。ただ、机上で距離ロス換算をする場合は半分で計算するのが良い。
2017年京都大賞典
内有利な馬場で、スローペースで流れて、コーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。
2016年京都大賞典
内有利な馬場で、超スローペースで流れて内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。
2015年京都大賞典
スローペースの上がり勝負。軽い馬場得意の馬に向くレースで、逆に力の要る馬場が得意の馬にとっては厳しいレースになった。