今年のCBC賞も小倉競馬場で行われます。
それにしても、前走で重賞に出走していたのがファストフォース1頭って、こんな古馬の重賞レース、記憶に無いです。
では、CBC賞2022の過去10年の傾向と、過去7年の結果です。
CBC賞2022の過去10年の傾向
冒頭でも書いたとおり、昨年のCBC賞も小倉競馬場で行われました。一昨年(2020年)は阪神競馬場で行われました。
CBC賞の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:103%
- 複勝:76%
と、一見特に単勝はハンデ戦らしく荒れているように見えますが、実は阪神競馬場で行われた一昨年(2020年)が、13番人気→11番人気で決まったのが大きく影響しているだけで、基本的には堅めのレースです。
過去10年の勝ち馬の内8頭が4番人気以内です。
CBC賞2022の過去7年の結果
2021年CBC賞
よほどのハイペースにならない限りは内有利な傾向で、速めの平均ペースで流れてある程度差しは利いて、コーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。
2020年CBC賞
フラットな馬場でハイペースも、結果的に内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。
2019年CBC賞
大雨が降る中で行われて地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2018年CBC賞
ペースが流れれば内外フラットな馬場で、このレースはハイペースで流れて地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)も、最下位までが0.9秒差の大混戦レース。
2017年CBC賞
開幕週でもパワーの要る良馬場で、更に雨が降って馬場が少し緩んで、軽い馬場でキレ脚を活かすタイプの馬よりも、パワータイプの馬が力を発揮したレース。
2016年CBC賞
内有利な馬場でスローペースで流れて内先行有利。
2015年CBC賞
雨上がりの重馬場も開幕週で内有利の馬場で、前半33.4-後半35.7の超ハイペースになって差し馬有利に。レースタイプとしては「コーナー部内有利(CU)」としたが、内有利と言っても重馬場のハイペースだけにそこまで内有利ではなくて、机上で距離ロス換算するなら通常の半分のロスで計算するぐらいが良さそう。