距離とペースで結果がガラッと変わる函館競馬場らしい競馬になってます。
展開を読んで、イチかバチかで勝負するのが函館スプリントSのパターンです。
では、函館スプリントS2022の過去10年の傾向と、過去7年の結果です。
函館スプリントS2022の過去10年の傾向
昨年(2021年)は、東京オリンピック開催の影響で(確かそんな話を聞いたぞ!)函館と札幌の開催が入れ替わって、函館スプリントSは札幌競馬場で行われました。
函館スプリントSの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:103%
- 複勝:107%
と、案外荒れているレースのようです。
過去10年で1番人気が勝ったのは1頭のみですが、過去10年の勝ち馬の内8頭が6番人気以内です。
函館スプリントS2022の過去7年の結果
2021年函館スプリントS
やや内が有利な傾向も、ハイペースで流れて地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。とは言え、ほんの少し内有利ではあったよ。
2020年函館スプリントS
距離とペースによって内有利になったりフラットになったりする傾向で、このレースは平均ペースで流れて、内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。
2019年函館スプリントS
顕著と言って良いほど内有利な馬場で、7頭立てでスローペースで流れれば、内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)になって当然。
2018年函館スプリントS
内有利な馬場で、ハイペースでも内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。
2017年函館スプリントS
前半3Fが33.2秒という超ハイペースで流れて、サスガに前が止まって差し決着(「栄光の競馬新聞」的には「差」)。
2016年函館スプリントS
レコード決着も、圧倒的に内有利な馬場で平均ペースで流れて内先行有利。
2015年函館スプリントS

前が競り合って超ハイペースとなったことで、前半無理をした逃げ先行馬が直線内で止まって、直線スムーズに外に出した差し追い込み馬が上位を独占した。