逃げたい馬が2頭居るとペースはやっぱり流れるかな?
先週の傾向だとペースが流れると内外フラットになってたから、このレースもペースが流れると予想するなら、枠の内外はそこまで気にしなくても良いかな?
では、中山牝馬S2022の過去10年の傾向と、過去7年の結果です。
中山牝馬S2022の過去10年の傾向
中山牝馬Sの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:65%
- 複勝:82%
と、アタマは平均よりも少し堅めで、ヒモが平均より少しだけ荒れているレースのようです。
過去10年の勝ち馬全馬が8番人気以内ですが、1番人気馬は1勝、2番人気馬は0勝、3番人気馬は2勝と、1~3番人気馬で合わせて3勝しかしていません。
中山牝馬S2022の過去7年の結果
2021年中山牝馬S
雨降りの不良馬場という特殊な条件の地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2020年中山牝馬S
季節外れの大雪が降る不良馬場で、ペース流れて、外差し有利(「栄光の競馬新聞」的には「SS」)。馬場適正が必要だったレース。
2019年中山牝馬S
先行馬が揃っていて中山1800にしては前半流れて、更に向正面でペースが上がったことが結果的に先行馬には厳しい流れだったようで、先行馬総崩れの外差し決着(「栄光の競馬新聞」的には「SS」)。
2018年中山牝馬S
スローペースも時計の掛かる内外フラットな馬場で地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2017年中山牝馬S
やや外が有利な馬場傾向も、このレースは超スローペースで流れて、地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)になった。
2016年中山牝馬S
ハンデ戦で最下位までが0.7秒差の大接戦になったということで、レースタイプを「ハ」にしようかとも思ったけど、残り800mから一気にペースアップした上がり4Fだけの競馬で、上がり勝負に強い馬と先行馬が有利になったレースなので、レースタイプを「瞬」とした。
2015年中山牝馬S
内が荒れて外有利な馬場でペースが流れば外差し決着になって当然。パワータイプの差し馬が上位を独占した。