「差し馬ばっかりやん!何が逃げるん?」ってメンバー構成で、何が逃げるのか教えて欲しいレースなんですけど、netkeibaさんによると、15.アンティシペイトが逃げるそうです。
ちなみに、こういうレースって、前走でゲートの出が速かった馬が逃げる傾向ってのがあって、今年のアルゼンチン共和国杯の場合だと、6.アイアンバローズ、11.ゴーストの2頭が前走ゲートの出が速かったです。
では、アルゼンチン共和国杯2021の過去10年の傾向と、過去6年の結果です。
アルゼンチン共和国杯2021の過去10年の傾向
アルゼンチン共和国杯の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:31%
- 複勝:48%
と、ハンデ戦でもド本命レースのようです。
過去10年の勝ち馬の内9頭が3番人気以内です。
アルゼンチン共和国杯2021の過去6年の結果
2020年アルゼンチン共和国杯
1~2コーナーが凄い縦長馬群になっていたように、前半のペースは速く、中盤緩んで、後半再び速くなった難しい平均ペースの地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2019年アルゼンチン共和国杯
やや内有利な馬場で、スローペースでも差しは利いて、ややコーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。机上で距離ロス換算をするなら、通常のロスの半分で計算のこと。
2018年アルゼンチン共和国杯
超スローペースでも縦長のほぼ2列馬群で、レースの上がり3Fが33.3秒で、結果的に後方から競馬した馬たちにとって厳しい競馬で内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。
2017年アルゼンチン共和国杯
使われる毎に馬場が固くなってそれなりに顕著な内有利に。平均ペースで流れてレコードに0.4秒差の好時計でも内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)決着。
2016年アルゼンチン共和国杯
スローペースでもやや差し優勢の地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。この日は直線で外からの差しが利いていた。
2015年アルゼンチン共和国杯

雨が降って前日から馬場が一変。逃げ馬が内を開けて走りだして、こうなると最内と馬群の大外は厳しくなる。このレースは超スローペースで流れたこともあって、「中先行」のポジションが「勝ちポジ」となった。