不良馬場の場合、逃げ先行が止まって差し追い込みが決まる場合と、差し馬の脚が殺がれて圧倒的に逃げ先行有利になる場合があるので、どっちかに的を絞って(決め付けて)予想しようかと思ってます。
どっちにしても、大きな勝負はしない1日になりそうです。
では、中山牝馬S2021の過去10年の傾向と、過去6年の結果です。
中山牝馬S2021の過去10年の傾向
中山牝馬Sの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:69%
- 複勝:93%
と、アタマは平均よりも少し堅めで、ヒモが荒れているレースのようです。
過去10年で10番人気以下の馬が8頭馬券に絡んでいます。
中山牝馬S2021の過去6年の結果
2020年中山牝馬S
季節外れの大雪が降る不良馬場で、ペース流れて、外差し有利(「栄光の競馬新聞」的には「SS」)。馬場適正が必要だったレース。
2019年中山牝馬S
先行馬が揃っていて中山1800にしては前半流れて、更に向正面でペースが上がったことが結果的に先行馬には厳しい流れだったようで、先行馬総崩れの外差し決着(「栄光の競馬新聞」的には「SS」)。
2018年中山牝馬S
スローペースも時計の掛かる内外フラットな馬場で地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2017年中山牝馬S
やや外が有利な馬場傾向も、このレースは超スローペースで流れて、地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)になった。
2016年中山牝馬S
ハンデ戦で最下位までが0.7秒差の大接戦になったということで、レースタイプを「ハ」にしようかとも思ったけど、残り800mから一気にペースアップした上がり4Fだけの競馬で、上がり勝負に強い馬と先行馬が有利になったレースなので、レースタイプを「瞬」とした。
2015年中山牝馬S
内が荒れて外有利な馬場でペースが流れば外差し決着になって当然。パワータイプの差し馬が上位を独占した。