では、天皇賞(秋)2020の過去10年の傾向と、過去5年の結果です。
天皇賞(秋)2020の過去10年の傾向
天皇賞(秋)の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:55%
- 複勝:46%
と、かなり堅いレースのようです。
過去10年の勝ち馬の内9頭が5番人気以内で、1番人気が5勝2着2回3着1回で複勝率80%と大活躍しています。
天皇賞(秋)2020の過去5年の結果
2019年天皇賞(秋)
地力勝負でも良いかと思いつつ、他の芝のレースの傾向も加味すれば、この日はやや内有利な馬場傾向だったので、このレースのレースタイプをコーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)とした。
2018年天皇賞(秋)
標準的な東京コースらしい内外フラットな馬場で、スローペースでも縦長の2列馬群で地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2017年天皇賞(秋)
当日の10Rまで大雨が降っていた超不良馬場。ここまで馬場が緩くなると内も外も一緒で、そうなると馬群の外を回す距離ロスが堪えて、距離ロスなく内を回す馬が得をする。あと、超不良馬場でも走れる適正と、萎えない強い気持ちを持った馬が頑張る。6秒以上の大敗馬は直線は諦めて全然追ってなかった。
2016年天皇賞(秋)
スローペースでも差しが利く馬場で、このレースもスローペースで流れるも先行馬よりも差し馬有利で、直線内よりも外が有利な外差し競馬(「栄光の競馬新聞」的には「SS」)になった。
2015年天皇賞(秋)
前日ほどではないにしろ、スローペースでも差しが届く馬場で、このレースはスローペースで流れて地力勝負に。ただ、どちらかと言えば先行馬よりも差し馬有利だった。