来年の牝馬クラシックを含む、後のG1で勝ち負けする馬を多数輩出しているこのアルテミスS。
今年も例年通り、後のG1で活躍しそうな馬が出走してきているので要注目です!
では、アルテミスS2020の過去10年の傾向と、過去5年の結果です。
アルテミスSは2012年に重賞レースになったレースです。
アルテミスSの過去8年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:101%
- 複勝:67%
と、人気薄の馬が勝ち切ることがあるレースのようですが、過去8年の勝ち馬の内5頭が2番人気以内です。
アルテミスS2020の過去5年の結果
2019年アルテミスS
やや内有利な馬場で、スローペースで流れて、内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。
2018年アルテミスS
内外フラットな東京コースらしい馬場で、ハイペースで流れれば差し優勢(「栄光の競馬新聞」的には「差」)になる。
2017年アルテミスS
レース結果だけを見れば前有利に映るレースも、東京のマイル戦で内外フラットな馬場で平均ペースで流れたレースなので、地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)と考えるのが妥当。
2016年アルテミスS
スローペースも、標準的な内外フラットな馬場の東京マイルならば地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)になる。
2015年アルテミスS
この日は、普段なら内先行決着が当然の超スローペースの1400m戦でも直線外からの差しが届く特殊な差し馬場で、このレースはこの日唯一の平均ペースで流れて、そうなるとこの日の傾向から差し決着になって当然。このレースで前で競馬した馬たちにとっては、非常に厳しい競馬だったと思われる。