今年から富士ステークスがG2に格上げされているんですね?知らんかった。
今年は頭数は少ないですけど、予想が楽しいメンバーが揃った印象です。
では、富士S2020の過去10年の傾向と、過去5年の結果です。
富士S2020の過去10年の傾向
富士Sの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:35%
- 複勝:84%
と、アタマはめっちゃ堅く、ヒモが少しだけ荒れているレースのようです。
過去10年の勝ち馬全馬が6番人気以内で占められています。
富士S2020の過去5年の結果
2019年富士S
差し&追い込み馬が上位も、逃げ先行馬の力が劣っていただけで、内外フラットな馬場で、ユッタリした平均ペースで流れて、地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2018年富士S
差しの利く内外フラットな馬場で、平均ペースで流れて、完全地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2017年富士S
雨が降り続く不良馬場でもイメージほど重い馬場ではなくて、ユッタリしたペースで流れて前有利(「栄光の競馬新聞」的には「前」)に。キレが殺がれる馬場でキレ脚自慢の馬には厳しかった。
2016年富士S
前半3ハロンが36.3秒と古馬重賞のマイル戦としては非常に遅いペースになって内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)に。馬場がそれなりに荒れてキレッキレの脚が使える馬場では無かったので、控えてキレ脚勝負の馬には厳しいレースになった。
2015年富士S

先行していた馬たち(3,5,8,9着馬)が直線で横にズラっと並んで壁になって、その後ろを走っていた馬たちの殆どが直線でシッカリ追えず脚を余した。直線で外,大外に出した差し馬たちはスムーズな競馬ができた。