開幕から2週連続の雨。
先を見据えて馬場の悪化が気になるところです。
では、府中牝馬S2020の過去10年の傾向と、過去5年の結果です。
府中牝馬S2020の過去10年の傾向
府中牝馬Sの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:82%
- 複勝:60%
で、アタマは少しだけ穴目の馬が着ているレースのようです。
過去10年の勝ち馬の内8頭が5番人気以内ですが、1,2番人気の勝利は1回のみで、1,2番人気馬が勝ち切れていないレースです。
府中牝馬S2020の過去5年の結果
2019年府中牝馬S
このレースの前まで雨が降り続いてて少々差し優勢気味の内外フラットな馬場で、平均ペースで流れて、地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。ただ、どちらかと言えば差し馬が得したレースだと思う。
2018年府中牝馬S
1頭大逃げの形になった逃げ馬は平均ペースも、後続馬群はスロー。スローペースなら内が得する馬場でこのレースのレースタイプはコーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)も、縦長の2列馬群で全馬大きな距離ロスは無かったので地力勝負とも言える。
2017年府中牝馬S
差しが利く馬場も、超スローペースで流れてコーナーで距離ロスなく内を回した馬が有利な競馬(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)になった。
2016年府中牝馬S
淡々としたスローペースで流れるも、内外フラットな馬場の東京コースで地力勝負に。
2015年府中牝馬S

フラットな馬場で平均ペースで流れて基本的には地力勝負も、フラットとは言えやや外が有利な馬場だったことと、直線でスムーズさを欠いた馬が何頭か居たことは覚えておきたい。