雨が降り続いた土曜日は不良馬場で行われ、開幕日のたった1日で、春開催の最終週ぐらいまで馬場がボコボコして荒れ果てたらしいです。
ジャパンカップまで2ヶ月続く東京開催がとても心配です。
では、毎日王冠2020の過去10年の傾向と、過去5年の結果です。
毎日王冠2020の過去10年の傾向
毎日王冠の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:48%
- 複勝:83%
と、アタマは堅めで、ヒモは少し荒れているレースです。
過去10年の勝ち馬の内8頭が4番人気以内で、6頭が1番人気です。
毎日王冠2020の過去5年の結果
2019年毎日王冠
内外フラットな馬場で、ユッタリ目の平均ペースで流れて、地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2018年毎日王冠
内外フラット馬場で、ペースが流れれば差し優勢もペースが緩めば前後平等で、このレースはスローペースで流れて地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2017年毎日王冠
やや差し馬に分がある馬場で、スローペースで流れて、上がり32秒台の脚を使った差し馬が馬券圏内を占めた瞬発力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「瞬」)。
2016年毎日王冠

直線外からの差し・追い込みが利く馬場で、このレースも内を通った逃げ・先行馬が完全に止まって、直線で馬場の外を通って差す競馬をした馬が有利なレース(「栄光の競馬新聞」的には「SS」)になった。
2015年毎日王冠
圧倒的に内有利な馬場で、スローペースで流れては内先行有利になって当然。後方からの競馬になった馬たちにとっては厳しい競馬になった。