東京スポーツ杯2歳Sの勝ち馬は、過去10年でダービー馬2頭(ワグネリアン,ディープブリランテ)を含めて、後にG1を制覇する馬を6頭も出している出世レースです。
少頭数ですが、今年も将来楽しみなメンバーが揃いました。
2020年クラシックに向けて注目です!
では、東京スポーツ杯2歳S2019の過去10年の傾向と、過去5年の結果です。
東京スポーツ杯2歳S2019の過去10年の傾向
東京スポーツ杯2歳Sの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:56%
- 複勝:80%
と、勝ち馬は堅めで、ヒモは平均より少し穴目のレースのようです。
過去10年の勝ち馬の内7頭が2番人気以内で、9頭が4番人気以内です。
東京スポーツ杯2歳S2019の過去5年の結果
2018年東京スポーツ杯2歳S
内有利な馬場でスローペースで流れてコーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。枠ナリに馬群の外を回すしかなかった外枠の馬たちにとっては非常に厳しい競馬になった。
2017年東京スポーツ杯2歳S
スローペースなら内有利な馬場も、このレースは7頭立ての少頭数でもハイペースで流れて、差し有利(「栄光の競馬新聞」的には「差」)になった。
2016年東京スポーツ杯2歳S
内外フラットな馬場で、平均ペースで流れて、完全地力勝負レース(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2015年東京スポーツ杯2歳S
内外フラットな馬場でスローペースで流れて、残り3ハロンから一気にペースアップして瞬発力勝負に。
2014年東京スポーツ杯2歳S
距離ロスが発生するコーナー部は、内を回した馬がやや有利。コーナーで外を回して距離ロスのあった馬は少々不利だった。ただ、机上でロス換算するなら通常の半分のロスで計算するぐらいが良さそう。上がり3Fが12.3-11.0-11.6と残り2Fの瞬発力戦になったことで、最下位までが0.9秒以内の大接戦。