後に多くのG1馬が誕生している出世レースのサウジアラビアロイヤルカップ。
今年も少頭数ですが、大物の気配がプンプンしている馬が出走してきました。
注目です!
では、サウジアラビアロイヤルC2019の過去5年の傾向と、過去5年の結果です。
サウジアラビアロイヤルC2019の過去5年の傾向
サウジアラビアロイヤルCは2014年にいちょうSで重賞に昇格して、2015年からサウジアラビアロイヤルCに名称変更されたレースです。
サウジアラビアロイヤルC(2014年はいちょうS)の過去5年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:44%
- 複勝:50%
で、2歳の重賞レースらしく堅いレースのようです。
過去5年の勝ち馬全馬が4番人気以内です。
サウジアラビアロイヤルC2019の過去5年の結果
2018年サウジアラビアロイヤルC
開幕日も近年の傾向通り超スローペースでも差せる馬場で、このレースもスローペースで流れるも、この日の傾向を加味してレースタイプは差し有利(「栄光の競馬新聞」的には「差」)とした。
2017年サウジアラビアロイヤルC
開幕日も緩んだ馬場でこの日は差しが利いていた1日で、このレースは速めの平均ペースで流れて、逃げ先行馬には厳しい競馬で差し優勢(「栄光の競馬新聞」的には「差」)。とてもじゃないけどレコードが出るような馬場では無かったので、レベルの高いレースの可能性ある。
2016年サウジアラビアロイヤルC
内外フラットな馬場で、平均ペースで流れて地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2015年サウジアラビアロイヤルC
ペースが流れて縦長の2列馬群になって、全馬が距離ロスの少ない競馬ができた。レースタイプはこの日1日の全体傾向を重視して「CU」としたけど、このレースはほとんどの馬が持てる力を存分に発揮することができたレースで、実質的には地力勝負レース。
2014年いちょうS
開幕週の内有利な馬場で、このレースはペースが流れて縦長のほぼ2列馬群になって、レースタイプとしては内有利な馬場を考慮して「CU」としたが、距離ロスに泣いた馬も居らず、ガチンコ勝負のレコード決着。