2016年から、桜花賞の前日に桜花賞と同じ阪神マイル戦で行われているこの阪神牝馬ステークス。
翌日の桜花賞を予想する上で、色々と参考になるレースですので、予想だけでなく、しっかりレース回顧をして、翌日の桜花賞の予想に活かしましょう。
では、阪神牝馬S2019の過去10年の傾向と、過去5年の結果です。
阪神牝馬S2019の過去10年の傾向
阪神牝馬Sの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:83%
- 複勝:61%
と、統計的にはアタマが少々荒れ気味のレースに見えますが、近6年の勝ち馬は4番人気以内です。
阪神牝馬S2019の過去5年の結果
2018年阪神牝馬S
向正面が追い風,ゴール前の直線が向かい風の強風が吹いている中、前半49.1秒→後半45.7秒という超スローペースで流れて内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)。
2017年阪神牝馬S
雨上がりの稍重馬場で少々力の要る内外フラットな馬場で、平均ペースで流れて地力勝負(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2016年阪神牝馬S
ユッタリしたペースも、稍重から良に回復した後の内外フラットで差しも十分届く馬場で地力勝負レース。
2015年阪神牝馬S
馬場が乾いてきたことで内有利な馬場になり、1400m戦の重賞としてはゆったりしたペースになって内先行有利に。
2014年阪神牝馬S
雨想定で馬場を固めていたようで、特に内回りコースはキレる脚が使える差し馬が存分に差し脚を発揮できる馬場。このレースも持ち前の瞬発力を存分に発揮した差し追い込み馬が1,2着。