今年の重賞レース予想は、日曜日のレースに絞ってやって行くことに決めました。
ということで、予想を公開しない土曜日の重賞レースに関しては、過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントを書いて行こうと思います。
では、東京スポーツ杯2歳S2017の過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントです。
東京スポーツ杯2歳S2017の過去の傾向
東京スポーツ杯2歳Sの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:66%
- 複勝:77%
と、平均的なレースのようです。
過去10年の勝ち馬の内8頭が4番人気以内です。
2016年東京スポーツ杯2歳S
内外フラットな馬場で、平均ペースで流れて、完全地力勝負レース(「栄光の競馬新聞」的には「力」)。
2015年東京スポーツ杯2歳S
内外フラットな馬場でスローペースで流れて、残り3ハロンから一気にペースアップして瞬発力勝負に。
2014年東京スポーツ杯2歳S
距離ロスが発生するコーナー部は、内を回した馬がやや有利。コーナーで外を回して距離ロスのあった馬は少々不利だった。ただ、机上でロス換算するなら通常の半分のロスで計算するぐらいが良さそう。上がり3Fが12.3-11.0-11.6と残り2Fの瞬発力戦になったことで、最下位までが0.9秒以内の大接戦。
東京スポーツ杯2歳S2017出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェックコメントを書き残していない馬です。
3枠3番ワグネリアン(野路菊S)
スタート決めて超スローでも折り合い付き良い脚使える。雨中の阪神1800mの重馬場で完勝するとは!前走2着に退けたヘンリーバローズもあわせてかなりの器かも?
7枠7番ルーカス(新馬)
超スローのUSをモレイラらしくない3~4コーナーでマクリ上げる距離ロスの大きな競馬しながらも差し切り勝ち。フットワークが大きいので一瞬のキレ脚勝負では分が悪そう。今後も地力に打って出る強気な競馬をしてきそう。