去年(2016年)の菊花賞は、1番人気でも皐月賞,ダービーでも本命◎を打ったサトノダイヤモンドに三度本命◎を打って、相手も4頭に絞って惑星☆を打ったレインボーライン(9番人気)が2着に差してきて、里見オーナーのクラシック初制覇の馬券を大好きな馬で獲ることができました。
今年もバッチリ当てたいところですが、馬場が・・・ねぇ(苦笑)
では、菊花賞2017の過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントと、「勝ちポジ」予想です。
菊花賞2017の過去の傾向
菊花賞の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:45%
- 複勝:58%
と、イメージ通り基本的に堅いレースのようです。
過去10年の勝ち馬の内8頭が5番人気以内です。
2016年菊花賞
差しは届くけど内有利な馬場でコーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)。
2015年菊花賞
前後半で分けると後半が前半より3.8秒も遅いスローペースで流れたことで、特に3~4コーナーで大きな団子馬群になって、馬群の外を回して距離ロスが大きくなった馬にとっては厳しい競馬になった。
2014年菊花賞
内有利な高速馬場で淀みのない厳しいペースで流れて脅威のレコード決着。非常に厳しい競馬で「レベルの高いレース」の可能性が高い。出走馬の次走以降の激走に注意。特に、神戸新聞杯→菊花賞のローテーションの馬は、2戦続けて厳しい競馬をしているので、次走はかなり楽な競馬になるハズで、体調がマトモなら好走の可能性が非常に高いように思う。
菊花賞2017出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェックコメントを書き残していない馬です。
1枠1番ブレスジャーニー(東京スポーツ杯2歳S)
「THE・東京!」ってフットワークの馬。大型で能力の高そうな2,3着馬を最後の最後で差し切ったのは素直に強いと思った。コース&距離延長&馬場が変わってどうか?
1枠2番ウインガナドル(新潟記念)
ハンデも軽かったし、初の古馬戦もメンバーが緩かったのも事実。
4枠7番アダムバローズ(神戸新聞杯)
好スタート好ダッシュで逃げるも10着完敗。
4枠8番サトノアーサー(神戸新聞杯)
ゲート内はウルサイもゲート開くとヨレながらもスッと出て好位からの競馬も、向こう正面に向くまで口を割って掛かっていた。頭が下がるフットワークから京都に変わるのは良いけど、馬体や今走で掛かってたことなどを考えたら、距離延長の3000mは不安。
6枠11番サトノクロニクル(セントライト記念)
早めに動こうとして動けなかったけど、このレースに関しては上位2頭が強かった。
6枠12番ミッキースワロー(セントライト記念)
兎にも角にも、中団より前で競馬できたこと(前目のポジションを取りに行ったこと)が全て。これまでの全ての出走レースからも、この馬の能力の高さ,最後まで一生懸命走って止まらない馬だということは明らかだった。鞍上強化が遅すぎた。
コチラ↓のYoutubeでミッキースワローの詳細解説してます。
7枠13番キセキ(神戸新聞杯)
スタートがゆっくりなのでいつも通り後方からの競馬も、1コーナーからペースが上がった残り600mまでジョッキーがひたすら抑えていた。馬体,歩様,フットワークからも重賞級なのは間違いないけど、前哨戦でこんだけ行きたがっていては、淀の3000mは不安。
コチラ↓のYoutubeでキセキの詳細解説してます。
8枠16番アルアイン(セントライト記念)
馬群の外々を回した距離ロスが少なからず堪えたとは思うけど、勝った馬が強かったのも事実。この馬も強い馬やけど、菊花賞の3000mはどうかな?
コチラ↓のYoutubeでアルアインの詳細解説してます。
菊花賞2017の「勝ちポジ」予想
各印を打った理由など、予想の詳細は、↑上のYoutubeにてご確認ください。
本命◎:6枠12番ミッキースワロー
対抗◯:8枠16番アルアイン
惑星☆:7枠15番ダンビュライト
ヒモ△:7枠13番キセキ
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。