では、毎日王冠2017の過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントと、「勝ちポジ」予想です。
毎日王冠2017の過去の傾向
毎日王冠の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:91%
- 複勝:93%
と、別定の古馬G2にしてはソコソコ荒れているレースです。
ただ、過去10年の勝ち馬の内7頭が4番人気以内です。
2016年毎日王冠

直線外からの差し・追い込みが利く馬場で、このレースも内を通った逃げ・先行馬が完全に止まって、直線で馬場の外を通って差す競馬をした馬が有利なレース(「栄光の競馬新聞」的には「SS」)になった。
2015年毎日王冠
圧倒的に内有利な馬場で、スローペースで流れては内先行有利になって当然。後方からの競馬になった馬たちにとっては厳しい競馬になった。
2014年毎日王冠
開幕週の内有利な馬場で、ある程度のペースでレースが流れて馬群が縦長になって、差しも届く「CU」となった。最下位までが0.9秒差の大接戦レース。
毎日王冠2017出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェックコメントを書き残していない馬です。
1枠1番ソウルスターリング(オークス)
直前の追い切りの動きも良く、当日のパドック気配も良く、調子もかなり良かったんだと思う。スタートを決めて逃げ馬の直後のポジションを取った時点で勝負アリ!というか、この馬場(内有利な馬場)で、このメンバー(逃げ馬不在)で、絶好の2番枠を引いた時点で勝負アリだったか?
2枠2番マカヒキ(大阪杯)
2コーナーから向こう正面に向いた時に、ジョッキーが意識的に位置を上げようとして少し押して馬が行く気になったけど、すぐにそれを止めて抑えるというチグハグなことをした。あと、3~4コーナーで馬群の大外を回した距離ロスも少なからず影響しているように思う(3着との差は距離ロス分)。それでももう少し差を詰めてくれると思ったけど、そうならなかったのは、相手も強いということ。このメンバーを負かすには、アドバンテージ(この馬が有利な条件になること、つまりは、順馬の競馬ができること)が必要。
4枠4番アストラエンブレム(新潟記念)
勝ち切れないレースが続いているけど、単純にハンデ差を考えると勝ち馬を上回る強い競馬をしたと言える。先行できるので成績は安定する。
6枠7番グレーターロンドン(安田記念)
スタート遅く後方からの競馬。馬群のド真ん中のポジションで直線に向いたので、残り350mまで前が壁で追い出しが遅れた。ただ、同じく、もしくはそれ以上の不利を受けた3,5着馬の方が現時点では上かな?
8枠12番サトノアラジン(安田記念)
他の有力馬たちが直線で前が壁になって脚を余す形になっている中、この馬は外枠から馬群の外を回して追い込むいつも通りの競馬をしたことが功を奏して、直線外から全く不利を受けること無くスムーズに全開で追い込むことができた。ラッキーと言えばラッキーな競馬。
毎日王冠2017の「勝ちポジ」予想
各印を打った理由など、予想の詳細は、↑上のYoutubeにてご確認ください。
本命◎:6枠7番グレーターロンドン
対抗◯:1枠1番ソウルスターリング
惑星☆:6枠8番リアルスティール
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。
◎④アストラエンブレム
◯①ソウルスターリング
▲⑨ヤングマンパワー
△⑧リアルスティール
△②マカヒキ
単勝◎、馬連◎◯=◎◯▲△△