遅くなりました(汗)
では、ローズS2017の過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントと、「勝ちポジ」予想です。
ローズS2017の過去の傾向
ローズSの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:58%
- 複勝:90%
と、アタマは堅いもののヒモが少々荒れ気味のレースみたいです。
過去10年の勝ち馬の内8頭が5番人気以内です。
2016年ローズS
雨が降ってソコソコ顕著な内有利な馬場になって、ペースもほどほどで内先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)に。
2015年ローズS

ペースが緩むと内有利も、このレースは前半5Fが58.4秒と速めに流れる厳しい流れになって、差し決着となった。
2014年ローズS

内有利な馬場でスローペースで流れて内先行有利。
ローズS2017出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェックコメントを書き残していない馬です。
1枠2番モズカッチャン(オークス)
最内枠から一番良いスタートを切るも、逃げ馬の直後のポジションを無理に取りに行くこと無く、馬任せで前から3列目のポジションに収まった。3コーナーで逃げ馬の直後を走っていた勝ち馬が逃げ馬の外に出してくれたことで、3~4コーナーを逃げ馬の直後の絶好のポジションで回ることができて、直線で一瞬勝ったかと思ったけど、勝った馬が一枚上だった。
3枠6番リスグラシュー(オークス)
飛び上がるようなスタートで出遅れ。1コーナーまでに内に入れようと試みてたけど、やっぱり止めて正攻法の競馬に切り替えて馬群の中で競馬をした。結果的に1コーナーで内に入れていれば3着はあったと思うけど、人気を背負っていただけにリスクを避けたのも分からなくもない。単純な距離ロス換算では3着で、やはりこの世代の牝馬では3本の指に入る実力馬。
5枠10番レーヌミノル(オークス)
枠ナリに外々を回した距離ロスも大きかったけど、やはり距離も長いんじゃないかと思う。直前の追い切りや、パドック気配などから調子は悪くなったと思うので。
7枠15番カラクレナイ(NHKマイルC)
直線半ばで左右から挟まれるような形になってから後はジョッキーが諦めて追うのを止めた。
8枠17番ファンディーナ(皐月賞)
スタートして1コーナーまで走る気満々で少し脚を使ったのと、4コーナーで強引に外に進路を取った際に脚を使ったこと以外は、比較的スムーズで絶好と言って良い競馬ができていたように思う。それでも伸び切れなかったのは、中3週続きで体調が下降気味だったのか、それとも、長く脚が使えないのか。あるいは、大きなフットワークの馬だけにそもそもスピード競馬が合わないのか。次走試金石。
ローズS2017の「勝ちポジ」予想
本命◎:1枠2番モズカッチャン
ヒモ△:2枠3番サトノアリシア
ヒモ△:5枠10番レーヌミノル
ヒモ△:8枠17番ファンディーナ
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。
ローズS、予想
◎⑥リスグラシュー
◯②モズカッチャン
▲⑤ミリッサ
△⑯カワキタエンカ
△⑪メイショウオワラ
単勝◎、馬連◎◯=◎◯▲△△