では、札幌記念2017の過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントと、「勝ちポジ」予想です。
札幌記念2017の過去の傾向
札幌記念の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:70%
- 複勝:67%
と、標準的なレースのようです。
過去10年の勝ち馬の内9頭が5番人気以内です。
2016年札幌記念
雨降りの力の要る馬場で、ペース速まって地力勝負。
2015年札幌記念
馬群の大外を回すと厳しいやや内有利な馬場で、このレースはハイペースになって差し馬有利の流れに。レースタイプとしては「コーナー部内有利(CU)」としたけど、内有利と言ってもハイペースだけにそこまで内有利ではなくて、机上で距離ロス換算するなら通常の半分のロスで計算するぐらいが良さそう。あと、内を回して上位入線した差し馬は直線で馬群を捌く難しさがあったし、先行馬は流れが厳しかったしで、内を回した先行馬と差し馬の不利は同じぐらいと考えて各馬を評価した。
2014年札幌記念
周回コースはスローペースにならない限りは内外フラットな馬場で、このレースはトウケイヘイローの逃げでハイペースになったことで、上位2頭の一騎打ちにお誂え向きの差し決着となった。
札幌記念2017出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェックコメントを書き残していない馬です。
3枠3番ヤマカツエース(大阪杯)
このメンバーで3着は、やはり力を付けている。
4枠5番マウントロブソン(福島テレビOP)
休明け+18kgも力勝負で1着と力示した。次はサスガに人気必至かな?
5枠6番タマモベストプレイ(函館記念)
スタミナが必要になったのが良かったか。
8枠13番エアスピネル(安田記念)
スタートはフツーで行きたがるも抑えてケツ3からの競馬。コーナーで最内を回したこともあって直線も内で、18頭立てでスペース全く無く前が壁で残り200mでようやくスペース開くも時すでに遅しで完全に脚を余した。このレースで一番強い競馬をしたのはこの馬。早めに抜け出して僅差まで差し込まれた金杯は、内有利な馬場で外を回した距離ロスがあった分、ロスが無かった馬に差し込まれただけで、マイル戦なら馬の行く気に任せてポジションをとってもゴールまでバテないと思う。馬のためにも先入観の無い鞍上への乗り替えを希望する。
札幌記念2017の「勝ちポジ」予想
各印を打った理由など、予想の詳細は、↑上のYoutubeにてご確認ください。
本命◎:4枠5番マウントロブソン
対抗◯:3枠3番ヤマカツエース
惑星☆:8枠13番エアスピネル
ヒモ△:5枠7番サウンズオブアース
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。
《札幌記念》
◎④ロードヴゥンドール
◯⑤マウントロブソン
▲⑬エアスピネル
△①サクラアンプルール
△③ヤマカツエース
単勝+複勝◎、馬連◎◯→◎◯▲△△