データとして残っている安田記念の過去6年(2011年~2016年)の僕の軸馬は「0-1-0-4」(2012年は見(ケン))で、単勝回収率は0%で、複勝回収率は84%です。
過去の結果を見ると、どうやら苦手にしているレースのようです(汗)
では、安田記念2017の過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントと、「勝ちポジ」予想です。
安田記念2017の過去の傾向
安田記念の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:61%
- 複勝:83%
と、アタマは平均より本命寄りで、逆にヒモは平均より少し穴目が着ているようです。
過去10年の勝ち馬の内7頭が2番人気以内です。
2016年安田記念
スローの団子馬群で人気薄の逃げ残りということで、このレースを逃げ先行有利(「栄光の競馬新聞」的には「US」)と評価してしまいそうも、このレースの1つ前の1400m戦で、外を回して直線外から差してきた馬が上位入線していたことから、そこまで内が良かったとは思えないし、1つ前のレースから一気に馬場が乾いたとも思えないので、この日の他のレースの傾向も加味して、このレースのレースタイプを地力勝負レースと判定した。
2015年安田記念
内外フラットな馬場でペースも流れて完全地力勝負レース。
2014年安田記念
雨中の不良馬場で非常に時計の掛かるパワーの要る重い馬場で、重い馬場適性の無い馬にとっては厳しい馬場。前日から雨が降りしきる中でレースが行われたこともあり、コーナーも直線も内外何処を走っても大差のない状態で、ここまで馬場が悪化すると、コーナーで外を回す距離ロスが逆に堪える。ただ、このレースはハイペースになったことで差しも届き、レースタイプも「地力勝負」としたが、それでも外枠から外を回して差す競馬をした馬にとっては、非常に厳しい競馬。
安田記念2017出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェックコメントを書き残していない馬です。
2枠3番サンライズメジャー(マイラーズC)
最内枠からスローで逃げる順馬の競馬で5着。
2枠4番アンビシャス(大阪杯)
阪神2000mでこのメンバー相手に5着はよく頑張ったと思う。やはりベストは阪神・中山以外の1800mまでの距離かな?
コチラ↓のYoutubeでアンビシャスの詳細解説してます。
3枠6番レッドファルクス(京王杯スプリングC)
58kgの斤量も何のその、外枠からコーナーも直線も外を通った順馬の競馬で1着。ダートも走れるパワータイプの馬で重馬場も大丈夫というか、逆に味方に付けた。
4枠8番エアスピネル(マイラーズC)
スタートも良かったし枠の並び的にも楽に逃げ馬の1頭外のポジションで絶好の競馬ができたハズなのに、このレースもやっぱり控えて、更に、内有利な馬場にも関わらず、常に外に出すことを意識した騎乗で、コーナーで1頭だけ無意味にCコース回す距離ロスをして、最内をロスなく回した勝ち馬に差されて2着惜敗。コーナーでフツーにBコースを回していれば勝ててたレース。馬のためにもジョッキーの交代を強く希望する。もしくは、誰か(馬主さんか調教師さんが)彼に乗り方の指示を出すべき!
コチラ↓のYoutubeでエアスピネルの詳細解説してます。
5枠10番クラレント(京王杯スプリングC)
外枠からコーナーも直線も外を通った順馬の競馬で2着。8歳になったけど東京で順馬の競馬した際は走るなー。
6枠11番ブラックスピネル(マイラーズC)
調教師の指示もあって差す競馬に戻すも、4角7番手ではサスガに厳しかった。
7枠13番ロジチャリス(ダービー卿チャレンジT)
560kgの巨漢でパワーあり力の要る馬場は合っていてこの距離もベスト。内枠から好スタート決めて押して先行して力で押し切り勝ち。直線に向いて一旦2着馬に交わされるも坂で再び差し返したことからも中山も合ってそう。このレースはこの馬が勝つための条件が整っていた印象。
7枠15番イスラボニータ(マイラーズC)
不利な大外枠発走も、3コーナーまでに意識して最内に進路を取ってコーナーで距離ロスの無い最内を回したルメール騎手の好騎乗!直線2,3着馬の間の狭い処を肩ムチだけのノーステッキで差し切った。やはりキレる脚が活きるマイルがベスト!
コチラ↓のYoutubeでイスラボニータの詳細解説してます。
8枠16番ロゴタイプ(中山記念)
逃げて前半超スローを作った張本人。順馬の競馬で3着。
8枠17番ヤングマンパワー(マイラーズC)
2番手から順馬の競馬をして3着。スローからのキレ脚勝負では分が悪いが、このレースに於ける最低限の競馬はできた。
8枠18番ステファノス(大阪杯)
押して押して出して行ってキタサンブラックの直後に付けて完全マークも、勝ち馬には力負け。ただ、これで古馬になって2000mのG1レースは海外も含めて「0.3.2.1」。この距離は本当に走る。
コチラ↓のYoutubeでステファノスの詳細解説してます。
安田記念2017の「勝ちポジ」予想
各印を打った理由など、予想の詳細は、↑上のYoutubeにてご確認ください。
本命◎:4枠8番エアスピネル
対抗◯:2枠4番アンビシャス
惑星☆:3枠6番レッドファルクス
ヒモ△:1枠2番ディサイファ
ヒモ△:7枠15番イスラボニータ
ヒモ△:8枠17番ヤングマンパワー
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。
◎⑧エアスピネル
◯⑬ロジチャリス
▲⑮イスラボニータ
△⑱ステファノス
△⑰ヤングマンパワー
単勝◎、馬連◎◯=◎◯▲△△