データとして残っているオークスの過去5年(2012年~2016年)の僕の軸馬は「1-0-0-4」で、単勝回収率は196%で、複勝回収率は30%です。
2014年圧倒的人気だったハープスターを負かした2番人気ヌーヴォレコルト本命◎は、当日のパドック気配の良さが決め手でした。
3歳牝馬だけに当日の気配は大事だと思うので、できれば当日のパドックを見てから馬券を買うことをオススメします。
なお、オークスの予想のお供にコチラ↓の「オークス2017予想に 最新番付と全ステップレースまとめ」もどうぞ!
では、オークス2017の過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントと、「勝ちポジ」予想です。
オークス2017の過去の傾向
オークスの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:66%
- 複勝:54%
と、平均よりも堅いレースのようです。
過去10年の勝ち馬(11頭)の内9頭が5番人気以内です。
2016年オークス
馬場としては内よりも外が良く外からの差しが利く馬場で、このレースはオークスらしくペースが流れて、外差し決着になった。
2015年オークス
前半スローも残り1000mからペースが速まって11秒台のラップが続いたことで地力が問われる地力勝負レースになった。
2014年オークス
距離が長くなれば長くなるほど、コーナーで外を回しても不利にならない内外フラットな馬場で、更に距離が長くなれば長くなるほど、最後の直線で馬場の外を走る差し馬が十二分に差し脚を活かせる馬場。まさにハープスターのための馬場になっていた(造っていた?)。
2013年オークス

馬場としてはペースによって有利不利が変化するフラットな馬場も、この日はこのレースまでスローペースのレースが続いて前が残すレースがほとんどだったことで、このレースはジョッキー心理から前半ペースが速くなって縦長の展開になり、地力のある差し馬が台頭できるレースとなった。
2012年オークス
ペースが一度も緩むことなく流れた非常に厳しいレースで先行馬には辛い流れ。コーナーでロスなく内を回した差し馬が有利なレースになった。
オークス2017出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェックコメントを書き残していない馬です。
1枠1番モズカッチャン(フローラS)
絶好の最内枠から内をロスなく回して直線も上手く馬群を縫って差して1着。最内枠からスタート決めて先行するも、2コーナーで2番に逃げ馬の直後の絶好のポジションを取られて3列目(中団)からの競馬になったのが少し誤算だったんじゃないかと思う。逃げ馬の直後の絶好のポジションを取れていれば、もっと楽に勝ててたと思う。前走に引き続き細い馬体も、それで2連勝しているので、今ぐらいの馬体の方が走れるのかも知れない。
コチラ↓のYoutubeでモズカッチャンの詳細解説してます。
1枠2番ソウルスターリング(桜花賞)
前走のパドックが素晴らしかっただけに、ひょっとしたら前走がピークに仕上がってしまっていたのかも知れない。馬場のせいか体調のせいかは分からないけど、道中の行き脚も直線の伸びもこの馬らしさが無かった。阪神JFでは力の要る馬場でも走っているので、個人的には体調面かな?と思ってるけど果たして?次走試金石。
コチラ↓のYoutubeでソウルスターリングの詳細解説してます。
2枠3番フローレスマジック(フローラS)
14番枠から先行も東京2000m戦だけに少々ロスある競馬になって3着惜敗。枠の差での敗戦で、単純な距離ロス換算では1着。
コチラ↓のYoutubeでフローレスマジックの詳細解説してます。
4枠8番ホウオウパフューム(フローラS)
右回りに変わって見直したい。
6枠11番レッドコルディス(フローラS)
外枠から枠ナリに馬群の外々を回す大きな距離ロスをしながら0.3秒差は、単純なロス換算では1着とタイム差無し。全く悲観する必要無く自己条件の500万なら力が違うハズ。
7枠13番レーヌミノル(桜花賞)
好スタートから好位のポジションで直線に向き、直線に向いても暫く追い出しを我慢して、上がり1F12.8秒を要しながらも、差し馬のキレ脚が殺がれる馬場もあって押し切り勝ち。マイルも全然持った。フットワークから阪神よりも東京向き。ただ、東京は差し馬のキレ脚が発揮できる舞台でもあるので、NHKマイルCで好走するには一雨欲しいところ。
コチラ↓のYoutubeでレーヌミノルの詳細解説してます。
7枠14番リスグラシュー(桜花賞)
スタートを決めてソウルスターリングの内で徹底マークも、4コーナーで加速した際に付いて行けず少し置かれた。フットワークからこういう馬場は走れるも、加速に時間が掛かる馬で、やはり馬群の外から自分のリズムでスムーズに加速して長く脚を使う競馬がベスト。そういう意味では、差せるコースの差せる馬場で枠は外枠が良い。
コチラ↓のYoutubeでリスグラシューの詳細解説してます。
8枠15番ヤマカツグレース(フローラS)
内目の枠から楽に2番手を取って順馬の競馬して2着。かなりのピッチ走法で距離延長は?
8枠16番アドマイヤミヤビ(桜花賞)
スピードが足りず最後方からの競馬。3コーナーからおっつけ通しで残り600m手前でムチが入っていた。直線残り200mで鞍上が諦めて追うのを止めた分、着差が開いた。力強いフットワークの馬でこういう馬場も走れると思ったけどなー。やはり距離伸びるオークスで。
コチラ↓のYoutubeでアドマイヤミヤビの詳細解説してます。
オークス2017の「勝ちポジ」予想
各印を打った理由など、予想の詳細は、↑上のYoutubeにてご確認ください。
本命◎:2枠3番フローレスマジック
対抗◯:1枠2番ソウルスターリング
惑星☆:1枠1番モズカッチャン
ヒモ△:3枠5番モーヴサファイア
ヒモ△:8枠16番アドマイヤミヤビ
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。
◎②ソウルスターリング
◯⑬レーヌミノル
▲⑭リスグラシュー
△⑮ヤマカツグレース
△③フローレスマジック
単勝◎、枠連1=2、7