データとして残っているヴィクトリアマイルの過去5年(2012年~2016年)の僕の軸馬は「0-0-0-6」(2012年は軸2頭)で、単勝,複勝回収率ともに0%です。
どうやら相性が全く合わないレースみたいです(汗)
では、ヴィクトリアマイル2017の過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントと、「勝ちポジ」予想です。
ヴィクトリアマイル2017の過去の傾向
ヴィクトリアマイルの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:84%
- 複勝:124%
と、イメージ通りかなり荒れているレースです。
この数値を押し上げているのが、2014年に11番人気で勝ったヴィルシーナ、2007年に12番人気で勝ったコイウタ、そして、何と言っても最低人気で3着激走の2015年のミナレットは記憶に新しいところです。
2016年ヴィクトリアマイル
東京のマイル戦で、内外フラットな馬場で平均ペースで流れれば、完全地力勝負レースになって当然。絶対的な地力が必要になったレース。
2015年ヴィクトリアマイル
内有利な馬場で、逃げ馬はハイペースも2番手はスローペースで、更に後ろの馬群は超スローペースになって、内先行決着に。
2014年ヴィクトリアマイル
平均ペースでも前が残せてしまうほど軽い内有利な馬場で内先行有利。
ヴィクトリアマイル2017出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェックコメントを書き残していない馬です。
1枠2番スマートレイアー(京都記念)
想定以上に人気が無かったけど、前走で2400m戦を選んで出走しているだけにこの距離は全然大丈夫だし、ハイレベルの古馬牝馬のトップクラスの馬で、このメンバーに入っても絶対能力で劣っていなかった。昔と違ってスタート決めて安定して先行できるのは武器だし、軽い馬場でも力の要る馬場でも走れるのも強み。
コチラ↓のYoutubeでスマートレイアーの詳細解説してます。
2枠3番ジュールポレール(阪神牝馬S)
前走までの3連勝はダテでは無かった。軽い馬場も重い馬場も走れる。
2枠4番ソルヴェイグ(高松宮記念)
パドック気配が良くて怖かったけど、やはりこういう力の要る馬場よりも軽い馬場の方が良いのかも?
3枠5番アドマイヤリード(阪神牝馬S)
差せる馬場ならオープンでも十分勝ち負けできる近走内容から、この相手でもこれぐらい走っても全然驚かない。前走から重馬場も走る。
4枠7番ルージュバック(金鯱賞)
最内枠から逃げ馬の直後のポジションでレースを進めて、直線に向いて逃げ馬を交わそうとするも、逃げ馬が左右にフラついて結局最後まで交わし切れずにゴール。完全に脚を余した。一瞬のキレる脚がある馬じゃなくて、加速に時間がかかって長く良い脚を使うタイプの馬なので、馬の隙間を一瞬のキレ脚で抜き去ることができない。そういう意味では、最内枠を引いた時点で難しい競馬になりそうなことは容易に想像することができたけど、それにしても上手く行かなかった。直線に向いて1回目の最内アタックで進路があったら突き抜けてたんじゃないかと思う。
コチラ↓のYoutubeでルージュバックの詳細解説してます。
4枠8番クイーンズリング(阪神牝馬S)
掛かりながらの先行で直線失速。どうやら落鉄してたみたい。
5枠10番デンコウアンジュ(福島牝馬S)
この福島開催の秋山騎手は、向正面で動く競馬が多かった。この馬の末脚を活かすべくジックリ脚を溜めていれば、結果も違ってたかも知れない。もっとやれる馬なハズ。
6枠11番ミッキークイーン(阪神牝馬S)
前5走が全て100オーバーの赤指数で絶対能力的に抜けていたし、コースでの追い切りの動きも良く調子も良かったと思う。ここではサスガに力が違った印象。
コチラ↓のYoutubeでミッキークイーンの詳細解説してます。
6枠12番ウキヨノカゼ(福島牝馬S)
距離が長いと思ってた1800m戦で前走に引き続き2戦連続好走。7歳になって距離を克服?
7枠14番レッツゴードンキ(高松宮記念)
内枠から内でジッと我慢して直線最内を突いて上がり最速で追い込むも、このレースに関しては勝った馬が強かった。
コチラ↓のYoutubeでレッツゴードンキの詳細解説してます。
8枠15番フロンテアクイーン(福島牝馬S)
パドックでチャカツクのはいつものこと。地力勝負でタイム差無しの2着と、このメンバー相手なら力上位を証明。
ヴィクトリアマイル2017の「勝ちポジ」予想
各印を打った理由など、予想の詳細は、↑上のYoutubeにてご確認ください。
本命◎:6枠11番ミッキークイーン
対抗◯:1枠2番スマートレイアー
惑星☆:4枠7番ルージュバック
ヒモ△:2枠3番ジュールポレール
ヒモ△:3枠5番アドマイヤリード
ヒモ△:7枠14番レッツゴードンキ
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。
いつも参考にさせて頂いております。そしてその予想レベルの高さを信用してまし、私自身の馬券でも、参考どころか全く同じ買い目を買わせて頂いてることも多いです。ありがとうございます。
しかしながら、このヴィクトリアマイルに関しては、ヌーヴォレコルトが沈んで大波乱の年しかり、ストレイトガールの連覇しかり、例年、距離適性と人気の格差により波乱も起きてるレースで、今回の英二さんの予想動画で距離適性が無視されたような予想がされていたような気がして、コメントしてみました。実際英二さんもこのレースは過去相性悪いみたいですので(^_^;)