さあ、2017年牝馬クラシック第1弾の桜花賞です。
なお、予想のお供にコチラ↓の「桜花賞2017最新番付と全ステップレースまとめ」もどうぞ!
https://e-keiba.com/18605/
では、桜花賞2017の過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントと、「勝ちポジ」予想です。
データとして残っている過去5年(2012年~2016年)の僕の軸馬は「2-1-0-3」(2014年は2頭軸)で、単勝回収率は251%で、複勝回収率は106%です。
「過去10年のデータから外枠が圧倒的に有利!」と言われている中、内有利な馬場傾向と判断して内枠の3枠6番レッゴードンキに本命◎を打って的中した一昨年(2015年)は嬉しかったです。
桜花賞2017の過去の傾向
桜花賞の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:53%
- 複勝:81%
と、ヒモは標準的も、アタマは本命寄りのレースみたいです。
過去10年の勝ち馬の内7頭が3番人気以内です。
2016年桜花賞
ユッタリした平均ペースも、外を回した差しも十分届く内外フラットな馬場で、地力勝負レース。
2015年桜花賞
馬場が乾いて内有利の馬場で、超スローペースの団子馬群になって圧倒的内先行有利に。超スローペースになったことで瞬発力が必要になって、瞬発力のない馬や、馬群の外を回したり差す競馬をした能力の低い馬はとてもじゃないけど太刀打ち出来ないレースになった。
2014年桜花賞
1頭大逃げでペースが速まり馬群が縦長になって、実力のある差し・追い込み馬にとってはコーナーでの距離ロスがほとんどない願ってもない展開になり、差し脚がいかんなく発揮できるレースとなった。ただ、馬場としては土日とも固い軽い馬場で、少なからずコーナーで外を回した距離ロスは結果にも影響していると思うので、レースタイプを「CU」とした。
桜花賞2017出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェックコメントを書き残していない馬です。
1枠1番ミスエルテ(朝日杯フューチュリティS)
ある程度のポジションで競馬してキレる脚が使えなかったところを見ると、やはりマイルは長いのかな?と思ったりする。1400mがベスト?
1枠2番ライジングリーズン(アネモネS)
やや外有利な馬場のハイペースで、この馬にとって持って来いのレースになった。
2枠3番サロニカ(エルフィンS)
出走取消。穴で狙ってみようかとも考えてたので残念です。
2枠4番ジューヌエコール(フィリーズレビュー)
直線に向いてモロ不利を受けたけど、不利がなくてもハイペースを先行したことで4着が精一杯だったと思う。それでも、先行した馬で唯一残しただけに、力があるのは間違いない。フットワークからゴール前平坦コース向き(阪神・中山以外が良さげ)っぽい。
3枠6番リスグラシュー(チューリップ賞)
2着馬に差されたのは不満。
コチラ↓のYoutubeでリスグラシューの詳細解説してます。
4枠8番カラクレナイ(フィリーズレビュー)
やや出遅れ後方からの競馬。馬群の大外をブン回しての差し切り勝ちは見た目通り強い競馬。ただ、ハイペースで差しが決まる競馬になったことも大きかった。軽い内有利な馬場とか、スローで前が残せる流れになったら取りこぼす。
コチラ↓のYoutubeでカラクレナイの詳細解説してます。
5枠9番ゴールドケープ(フィリーズレビュー)
出遅れ。結果的に出遅れが功を奏して、最後方からスムーズに追い込む競馬ができた。
5枠10番レーヌミノル(フィリーズレビュー)
直線で外から内に切れ込んで他馬に迷惑をかけたけど、外枠から馬群の外をブン回して直線に向いて内の馬を飲み込んで早めに先頭に立って粘り込んだのは、このメンバーではやはり力が上。このレースは外枠で、内の馬がハイペースで行ったことで控えたけど、スタート良くて楽に先行できる馬なので、マイルは少し距離が長い印象があるけど、内枠から先行してゆったりした流れになれば、桜花賞でも十分上位争いできると思う。
6枠12番アエロリット(クイーンC)
内にモタレるようなスタートでやや出遅れ。勝ち馬と0.1秒の着差からも、いつものようにスタートを決めていれば逆転まであったかも知れない。勝ち馬に外から差されてからも食い下がってたし。この結果からもマイル戦では世代上位は明らか。それでも桜花賞ではこのレースのように意外と人気しないと思うので、馬場傾向と枠順次第ではあるけど、狙ってみたい馬になるような気がする。
コチラ↓のYoutubeでアエロリットの詳細解説してます。
7枠13番ヴゼットジョリー(アーリントンC)
休み明けでも馬体重増加せず少し心配。
7枠14番ソウルスターリング(チューリップ賞)
同じ生産&馬主の12番がラビット役で速めのペースを作った感があった。好スタートから先行も、前半3F34.2秒のペースでも3コーナーまで掛かり気味で、3コーナーでジョッキーが馬の後ろに入れて行きたがるのを抑えた。このことからも、外枠よりも内枠の方が競馬はしやすいように思う。スタートは良いし馬群を割って切れる脚も使えるので。それにしてもパドックでの馬体&毛艶&気配が素晴らしかった!
コチラ↓のYoutubeでソウルスターリングの詳細解説してます。
7枠15番アドマイヤミヤビ(クイーンC)
パドック気配は前走の百日草特別の方が上だった。スタート直後からジョッキーの手が動きっぱなしだったことからも、これまでのスローペースとは違ってマイルの平均ペースは(初めてのこともあって)忙しい競馬だったんだと思う。それでも馬群の大外を回して上がり最速33.6秒の脚で差し切り勝ちは、絶対能力の高さを証明。桜花賞がパンパンの良馬場の内有利馬場になると厳しいと思うけど、内外フラットな馬場なら馬券圏内は大丈夫だと思う。でもやっぱりオークス向き。
コチラ↓のYoutubeでアドマイヤミヤビの詳細解説してます。
8枠16番ミスパンテール(チューリップ賞)
阪神JF2着の3着馬を差したのは力がある。
桜花賞2017の「勝ちポジ」予想
各印を打った理由など、予想の詳細は、↑上のYoutubeにてご確認ください。
本命◎:6枠12番アエロリット
対抗◯:7枠15番アドマイヤミヤビ
惑星☆:5枠10番レーヌミノル
ヒモ△:3枠6番リスグラシュー
ヒモ△:4枠8番カラクレナイ
ヒモ△:7枠14番ソウルスターリング
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。
◎⑥リスグラシュー
◯⑭ソウルスターリング
▲⑫アエロリット
△⑮アドマイヤミヤビ
△⑱カワキタエンカ
単勝+複勝◎、馬連◎◯=◎◯▲△△