今年の重賞レース予想は、日曜日のレースに絞ってやって行くことに決めました。
ということで、予想を公開しない土曜日の重賞レースに関しては、過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントを書いて行こうと思います。
では、日経賞2017の過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントです。
日経賞2017の過去の傾向
日経賞の過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:159%
- 複勝:65%
で、ぱっと見では荒れているレースと思ってしまいそうですが、複勝回収率の低さを見れば分かる通り、実はそこまで荒れているレースではありません。
覚えている方も多いと思いますが、重馬場で行われた2012年のネコパンチの逃げ切り勝ち(単勝16,710円)が単勝回収率を押し上げているだけで、2012年以外の9年は、6番人気以内の馬が勝っていて、8年は4番人気以内の馬が勝っています。
2016年日経賞
外を回しても全くロスにならない馬場で、このレースは超々スローペースで流れて前有利に。
2015年日経賞
スローペースでは差しが届かなかった先週と違って、この日はペースが緩んでも外を回した地力のある差し馬が十分に届く完全フラットな馬場。このレースは逃げ馬不在のメンバーもあって最内枠のフラガラッハが奇襲に出て逃げるも、ペースの緩むことろが少なく、上がり5Fが全て11秒台という厳しい競馬になって、時計も非常に優秀な地力勝負レースになった。
2014年日経賞
メンバー的にもレース前から想定できていたとは言え、極端なスローペースになって終始団子馬群のままレースが進んで、3コーナー手前からペースが上がって、荒れ馬場で力を発揮できる長く脚が使える馬と、同じく荒れ馬場で力を発揮できる先行馬が好走。
日経賞2017出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェックコメントを書き残していない馬です。
4枠8番ジュンヴァルカン(1600万)
力勝負で完勝。上でもやれそうも人気必至。
5枠9番レインボーライン(ジャパンC)
ここをスキップして有馬記念に出走して欲しかった。
6枠11番ミライヘノツバサ(AJCC)
差し馬が上位を占めている中、2番手で競馬して良く粘った。重賞でも十分やれそう。先行できるのは強み。
6枠12番ゴールドアクター(有馬記念)
勝った去年とほぼ同じ競馬をして0.1秒差3着は、上位2頭が強かったということで良いんじゃないかと思う。
7枠13番シャケトラ(日経新春杯)
直線一旦先頭に出るも勝ち馬に差し返されてハナ差2着。格上挑戦でも全く格負けしてない。
7枠14番ツクバアズマオー(中山記念)
これだけのメンバーになればサスガに厳しいみたい。