中山競馬場のこの開催の芝コースですが、去年(2016年)と今年(2017年)で馬場傾向が間逆な感じで推移しています。
去年のこの開催は、開幕週が顕著な外有利な馬場で、開催が進むにつれて徐々に内有利にシフトしていきましたが、今年は、開幕週が内有利な馬場で、開催が進むにつれて外有利にシフトしてきました。
特に重賞レースの予想は、去年の同じレースを参考にして予想する方が比較的多い(過去の傾向で予想する方が結構いらっしゃる)と思うので、今年の中山の芝は去年の傾向とは真逆なので、去年のレースは全く参考にならないということを頭に入れて予想することをオススメします。
参考までに、去年の中山記念&弥生賞と、今年の中山記念&弥生賞がどうだったか?を振り返ってみれば、去年と今年の馬場傾向の違いが分かると思います。
いつも言ったり書いたりしてることですが、過去の傾向(過去10年の傾向など)を重視するよりも、今年(今)を重視して予想することを、僕は強く!強く!オススメします。
なぜなら、これから馬券を買うレースは“今”行われているのですから。
では、先週の馬場傾向と今週の馬場予想です。
中山競馬場
先週の馬場傾向
土曜日は、やや外が有利な馬場傾向で、外を回した差し馬が1着を独占し、2着馬も外を回した馬が独占しました。日曜日は、コース(距離)とペースによってレースタイプがバラエティ豊かに変化しましたが、基本的には力の要る外目が有利な馬場のように感じました。
今週の馬場予想
今週も先週に引き続き、基本的には力の要る外目が有利な馬場傾向を想定しています。
直前情報(3月17日(金)正午現在の情報)by.JRA馬場情報
■天候:晴
■馬場状態:(芝)良(ダート)稍重
■芝の状態:3~4コーナーの内側に傷みがありますが、その他の箇所は概ね良好な状態です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約6~8cm、洋芝約10~14cm
■使用コース:Aコース(内柵を最内に設置)
■気象状況:
13日(月)に1.5ミリ、14日(火)に3.0ミリ、15日(水)に5.0ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・12日(日)芝の生育管理のため散水を実施しました。
・14日(火)芝刈りを実施しました。
・16日(木)~17日(金)殺菌剤を散布しました。
・16日(木)~17日(金)肥料を散布しました。
(2)ダートコース
・14日(火)、16日(木)~17日(金)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
阪神競馬場
先週の馬場傾向
土日とも基本的に、内回りコースは内有利で、外回りコースは内外フラットな傾向でした。
今週の馬場予想
今週は、内回りコースはペースが緩めば内有利でペースが速まれば内外フラット、外回りコースはペースに関係なく内外フラットな傾向を想定しています。
直前情報(3月17日(金)正午現在の情報)by.JRA馬場情報
■天候:晴
■馬場状態:(芝)良(ダート)良
■芝の状態:内回り3コーナー及び正面の内側に傷みがあります。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約6~8cm、洋芝約12~16cm
■使用コース:Aコース(内柵を最内に設置)
■気象状況:
今週は0.5ミリ以上の降水を観測していません。
■作業内容:
(1)芝コース
・13日(月)芝刈りを実施しました。
・13日(月)、15日(水)~16日(木)芝の生育管理のため散水を実施しました。
・15日(水)肥料を散布しました。
(2)ダートコース
・14日(火)~17日(金)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
中京競馬場
先週の馬場傾向
土日とも基本的に内外フラットな傾向でした。
今週の馬場予想
今週も内外フラットな傾向を想定しています。
直前情報(3月17日(金)正午現在の情報)by.JRA馬場情報
■天候:晴
■馬場状態:(芝)良(ダート)良
■芝の状態:3~4コーナーの内側に傷みが出始めましたが、その他の箇所は概ね良好な状態です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約6~8cm、洋芝約12~16cm
■使用コース:Aコース(内柵を最内に設置)
■気象状況:
今週は0.5ミリ以上の降水を観測していません。
■作業内容:
(1)芝コース
・12日(日)、14日(火)~16日(木)芝の生育管理のため散水を実施しました。
・14日(火)芝刈りを実施しました。
(2)ダートコース
・14日(火)~17日(金)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。