今年から重賞レース予想は、日曜日のレースに絞ってやって行くことに決めました。
ということで、予想を公開しない土曜日の重賞レースに関しては、過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントを書いて行こうと思います。
では、クイーンC2017の過去の傾向と、出走馬の前走チェックコメントです。
クイーンC2017の過去の傾向
クイーンCの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:30%
- 複勝:54%
と、本命レースであることが分かります。
過去10年の勝ち馬は、4番人気以内の馬で占められています。
無理な穴狙いは避けた方が良さそうです。
2016年クイーンC
LAP:46.1-46.6(+0.3) RPCI:46.5
内有利な馬場で平均ペースで流れてコーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)に。
2015年クイーンC
LAP:46.9-47.1(+0.2) RPCI:47.8
ペースが緩むところのない厳しいペースで流れたことで、地力のあるどちらかと言えばパワータイプの差し馬が存分に力を発揮することができたレース。
2014年クイーンC
LAP:48.5-47.2(-1.3) RPCI:55.8
ペースによって有利不利が変化する馬場で、このレースはペースが緩んで馬群が団子になり、コーナーで内をロスなく回した馬が有利なレースになった。
クイーンC2017出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェックコメントを書き残していない馬です。
1枠2番アルミューテン(フェアリーS)
縦長馬群の4-4-3番手で字面のポジションほど厳しい競馬ではなかった。
2枠3番ハナレイムーン(新馬)
馬場の外を1頭で真一文字に真っ直ぐ右手前のまま走り切ったのに好感。軽い馬場の方が良さそう。
3枠6番フローレスマジック(アルテミスS)
前2走のような好スタートを切れなかった。団子馬群のど真ん中でコーナーを回って直線はスムーズに外に出して少し追い出しを我慢して残り300mから追い出すも、1頭前を走っていた勝ち馬を捉えきれずに2着。相変わらずバランスの良い安定した走り。少々ゴチャ付いた馬群の中で競馬したことが良い意味で今後に繋がるんじゃないかと思う。馬体重の-12kgも、見た目でこれまで緩かった馬体が絞れた感じがしたし、パフォーマンスも上がっているので心配しなくて良いと思う。2017年の牝馬クラシック注目馬であることは間違いない。
コチラ↓のYoutubeでフローレスマジックの詳細解説してます。
4枠8番レーヌミノル(阪神ジュベナイルフィリーズ)
隣の馬が立ち上がってウルサイのもお構いなしで絶好のスタート切った。上位2頭が強かった。このレースで3着は立派。
6枠11番アエロリット(フェアリーS)
ハイペースのやや差し有利なレースを2番手で競馬して0.1秒差2着は評価できる。ただ、例年通り、G3とは言えメンバーレベルは低かったし、次走も人気しそう。
6枠12番モリトシラユリ(フェアリーS)
ハイペースのやや差し有利なレースを差す順馬の競馬で3着。
8枠15番アドマイヤミヤビ(500万)
パドックで外々を活気ある柔らかい歩様で目立ってた。このレースの上位馬が後に強い競馬をしていて、このレースがレベルの高いレースだった可能性大。このレースを勝ち切ったこの馬は相当な器かも知れない。
コチラ↓のYoutubeでアドマイヤミヤビの詳細解説してます。
◎⑪アエロリット
◯⑧レーヌミノル
▲⑫モリトシラユリ
△⑮アドマイヤミヤビ
△③ハナレイムーン
単勝+複勝◎、馬連◎◯=◎◯▲△△